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【2017年2Q決算】 パチンコ関連株の決算日をチェックしよう@w@! [決算考察]

【注意】 株取引はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いします。
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いやぁ~どうもです。

パチンコ関連株の2Q決算シーズンとなりましたので、決算予定日と注目銘柄
についてチェックしていこうと思います。まずは決算カレンダーを見てください。

決算予定日    コード  銘柄 (青字は今回取り上げる銘柄デス)
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10月12日(水)  1418  インターライフホールディングス
10月14日(金)  2411  ゲンダイエージェンシー
10月25日(火)  6730  アクセル
10月27日(木)  2767  フィールズ
10月27日(木)  9697  カプコン
10月28日(金)  6257  藤商事
10月28日(金)  6419  マースエンジニアリング
10月28日(金)  8141  新光商事
10月28日(金)  6737  EIZO
10月28日(金)  9766  コナミホールディングス
11月02日(水)  6460  セガサミーホールディングス
11月02日(水)  6625  JALCOホールディングス
11月02日(水)  6418  日本金銭機械
11月04日(金)  6736  サン電子
11月07日(月)  6457  グローリー
11月08日(火)  6417  SANKYO
11月08日(火)  4712  アドアーズ
11月09日(水)  6412  平和
11月09日(水)  7991  マミヤオーピー
11月10日(木)  6249  ゲームカードジョイコホールディングス
11月11日(金)  6430  ダイコク電機
11月11日(金)  6428  オーイズミ
11月11日(金)  1847  イチケン
11月11日(金)  6425  ユニバーサルエンターテインメント
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1Q決算では伊勢志摩サミットの影響もあり、パチンコ関連の24社中、9社が
赤字という厳しい内容でした。2Q決算でどこまで改善しているのか注目デス。

続いて、自分がポジションを抱える注目銘柄について株価チャートを見ながら
考察しようと思います。尚、販売予想の数値などに嘘偽りはないものの、バイ
アス込みのポジショントークとなっているため、注意してください((((;゜Д゜)))

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■セガサミーホールディングス / 決算予定日:11月2日(水)
6460_segasammy_20161017_v1.png
9月28日に上方修正を発表しており、中間決算の純利益は210億円となって
います。これには「北斗の拳 修羅の国篇」の一部(6000台程度)が含まれて
いるものの、導入ベースの販売予想では8.5万台~9万台と考えられるため
3Q決算も期待して良いでしょう。前期までお荷物部門だったエンタテインメント
コンテンツ事業も利益を伸ばしており、期末にかけて更なる上積みが期待でき
そうデス。

株価は1Q決算の時に比べて、37%ほど上昇して1500円を回復しましたが、
通期純利益を300億円と仮定した場合のPERは13.5倍であり、特別利益を
除いた本来の収益ベースでも約19倍のため、指数的な割高感はありません。
現在7500株ほど持っていますが、まずは自社株買い平均の1787円ライン
を目指し、3Q以降の業績次第では2000円台も狙ってみたいよね(`・ω・´)

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■ダイコク電機 / 決算予定日:11月11日(金)
6430_daikoku_20161017_v1.png
1Q決算は子会社のDAXELから販売された「探偵歌劇ミルキィホームズTD」
が8800台の売上げとなり、通期予想を上回るぐらい強く業績に寄与しました。
しかし2Q以降は遊技機の販売がなく、CRユニットの加盟数は7月が+13店、
繁栄期の8月が+9店となっていて、現時点で9月分は発表されてないものの
昨年実績(3ヶ月で+31店)と同じぐらいになりそうデス。

遊技くぎ問題やMAXタイプ規制以降、ホールさんの投資意欲が低下している
ため、2Q決算は厳しい数値になると考えており、利益の上積みどころか減益
の可能性も否定できないでしょう。最初の1Q決算が良すぎただけに、2Q決算
で伸び代がないと判断されてしまい、失望売りを誘うのではないか?との思惑
から2400株ほど売っていますが、高い配当や株主優待、カジノ相場の影響も
あるため、下値は限定的かもしれません。11月に導入される「ウィッチクラフト
ワークス」の評価次第では、買いポジションを取りたいと思います(`・ω・´)

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■日本金銭機械 / 決算予定日:11月2日(水)
6460_jcm_20161017_v1.png
7月中旬から徐々に上がりだし、僅か3ヶ月で2倍ぐらいまで値上がりしました。
2013年のカジノ相場では安易な空売りで痛すぎる損失となった銘柄ですが、
今回も1100株ほど売っています。現時点でPER70倍という異常すぎる水準
ですが、ここはカジノ法案に絡めて手掛ける仕手筋がいるので、両建てを駆使
しながらポジション取りしています。もし高値を取りにいくようであれば、100円
刻みで売り乗せする予定デス((((;゜Д゜)))

ではぁ@w@ノシ

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【2017年1Q決算②】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】 株取引はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いします。
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いやぁ~どうもです。

先日、木曽崇さんが投稿しているヤフーニュースでオーイズミの株主総会ネタ
を引用していただきました。ブログ運営者としてこれほど光栄な事はなく、大変
嬉しく思います。ありがとうございます>w<;
http://bylines.news.yahoo.co.jp/takashikiso/20160818-00061260/

では前回に引続き、パチンコ関連株の1Q決算を見ていきたいと思います。


SANKYO
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■平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
売上高    :   93.71億円 (進捗率:6.9%)
営業利益  : -26.62億円 (進捗率:赤字のため対象外)
経常利益  : -24.94億円 (進捗率:赤字のため対象外)
1Q純利益  : -19.10億円 (進捗率:赤字のため対象外)

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 1350.00億円
営業利益  :  160.00億円
経常利益  :  168.00億円
通期純利益 :  111.00億円

■業績考察
1Qは「オルタネイティヴ トータルイクリプス」を4831台、「CRパトラッシュJ」を
約6000台、「CRF夢福神(2タイプ)」を約4700台、羽根モノの「CRサンダー
ドラゴン(2タイプ)」を約700台など販売し、これまでの累計台数はパチンコ機
が15309台、パチスロ機が4831台となりました。(トータルイクリプス以外は
独自に算出した予想数値を記載しています。)

≪遊技機販売の進捗状況≫
sankyo_20160814_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

1Qではパチンコ3機種とパチスロ1機種を投入しましたが、どれも営業目標を
大幅に下回る結果となり、遊技機販売は20140台に留まりました。伊勢志摩
サミットによる新装自粛という特殊要因はあったものの、四半期ベースの販売
台数としては自分がデータを取り始めた過去6年間の中で最も低く、純利益は
-19.1億円の赤字となっています。

2Qはホール導入状況から予想して、「CRF a‐nation」が約14000台、「CR
パトラッシュJ GREEN」が約2200台、「CRFアクエリオンEVOL(甘デジ)」が
約4800台、先週導入の「戦姫絶唱シンフォギア」が約5500台、「CR鉄拳2」
が約15000台、この他に9月5日導入の「CRF機動戦士ガンダム(甘デジ)」、
ライトスペックの「CRヱヴァンゲリヲン9」と「CRヱヴァンゲリヲン10」が控えて
います。

合わせて約7万台の販売となりそうですが、「CRヱヴァンゲリヲン」の2機種に
ついては、MAXタイプとのリユース対象機になるため、大半が15万円前後の
価格となっており、多少割引いて考えた方が良いでしょう。現時点では弱含み
であるものの、2Q決算は黒字転換する可能性が高そうデス。

株価は、SMBC日興証券の目標見直しによって3600円を割込むところまで
売られましたが、現在でもPER27.8倍(純利益111億円)という割高な水準
であり、もしこれが水準訂正の途中であれば3100円ぐらい(PER25倍)まで
下がっても不思議ではありません。

SANKYOはこれまで異業種への参入を拒み続け、リスクを取ってこなかった
ツケが回ってきた結果とも言えます。それは決して悪い事でないものの、斜陽
産業と揶揄されるパチンコ業界に拘り続ける限り、これ以上の成長は望めず
時価総額3200億円の大企業が遊技機製造だけで稼いでいけるほど、今の
パチンコ市場は甘くないよね>w<;


平和
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■平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
売上高    :  493.55億円 (進捗率:24.1%)
営業利益  :  132.87億円 (進捗率:34.1%)
経常利益  :  127.83億円 (進捗率:33.9%)
1Q純利益 :   76.49億円 (進捗率:25.5%)

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 2052.00億円
営業利益  :  390.00億円
経常利益  :  377.00億円
通期純利益 :  300.00億円

■業績考察
1Qは「CRガールズ&パンツァー」を23145台、「CR烈火の炎」を17186台、
「めぞん一刻 桜の下で」を6972台、前期からの増産分になる「南国物語」を
22298台(合計で30110台)など販売して、これまでの累計はパチンコ機が
41001台、パチスロ機が29899台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫
heiwa_20160814_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

業績に安定感のある平和ですが、1Qでも遊技機事業とゴルフ事業で順調に
収益をあげて純利益は76.49億円となりました。事業環境としてはパチンコ
関連で伊勢志摩サミット、ゴルフ関連で熊本地震があり、決して良い状況では
なかったものの、しっかりとした経営管理が行なわれている表れで、高く評価
しています。

2Qはホール導入状況から予想して、「CR逆転裁判(甘デジ)」が約2100台、
「CRAガールズ&パンツァー」が約7500台、「ルパン三世 消されたルパン」
が約17000台、「南国物語SPECIAL」が約8000台(一部は計上済み?)
となっており、この他にも8月末に「CRドラム黄門ちゃま」、9月頭には「ロスト
プラネット2」が導入予定デス。おそらく、1Q実績よりも若干少ない販売台数
になると思われますが、中間決算の下方修正に至るまで減額される事もない
と見ています。

今期最大の注目は、10月24日から導入される「CRルパン三世 Lupin The
End(9作目)」であり、売行きによってはどちらの業績修正も考えられるぐらい
影響力の強い機械となっています。前作はホールさんの期待を裏切る結果に
終わったものの、ここで実績を残せれば不評の多い新基準パチンコ機に一石
を投じる事ができ、平和に対する信頼は揺らぎないものになるでしょう。

株価は2100円前後で安定した動きをしていますが、パチンコ業界の先行き
をネガティブに捉えている三菱UFJモルガンスタンレー証券の目標引下げも
あり、PER7.2倍(純利益300億円)という驚異的な水準に留まっています。
ユニバーサルやセガサミーがなければ全力で買うレベルですが、株式投資に
おいて値動きは重要なファクターの1つであり、現在の1300株から買い増し
する予定はありません。ただ、「CRルパン三世 Lupin The End」の売行きと
評価次第では、一気に主力株へ化ける可能性も否定できないよね(`・ω・´)

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最後にパチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は8月26日(金)
の終値で算出しており、評価は業績動向や進捗率を考慮しています。
pachinko_kanren_kabu_20160826_v1.png
今回からマルハンさんの子会社であるイチケンを加えました。普段は触らない
建設関連株ですが、割安感もあるのでお試しに6000株ほど拾ってみました。

ではぁ@w@ノシ

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【2017年1Q決算①】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】 株取引はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いします。
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いやぁ~どうもです。

だいぶ遅くなってしまいましたが、今回からパチンコ関連株の1Q決算を考察
していきたいと思います(`・ω・´)


藤商事
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■平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
売上高    :  73.05億円 (進捗率:14.6%)
営業利益  : -7.64億円 (進捗率:赤字のため対象外)
経常利益  : -6.99億円 (進捗率:赤字のため対象外)
1Q純利益  : -5.16億円 (進捗率:赤字のため対象外)

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 500.00億円
営業利益  :  50.00億円
経常利益  :  50.00億円
通期純利益 :  33.00億円

■業績考察
1Qは「CR遠山の金さん 二人の遠山桜」を8800台、「CRAリング 呪い再び」
を約4000台、「CRA着信アリ」を約3600台、前期からの持越し分として「CR
東京レイヴンズ」を約3400台(合計で約5400台)販売し、これまでの累計は
パチンコ機が22800台となりました。(遠山の金さん以外は、独自に算出した
予想数値を記載しています。)

≪遊技機販売の進捗状況≫
fujisyouji_20160814_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

伊勢志摩サミットによる全国的な新装自粛の影響を受け、新機種は「CR遠山
の金さん 二人の遠山桜」の1タイトルに留まりましたが、7月以降も導入されて
約19600台まで伸びており、このうち1万台ぐらいが2Q決算にスライドされる
見込みデス。

2Qは連休明けから「CR仄暗い水の底から」が12000台、「CRピカれ!まる
まるアイランド」が5000台予定されています。どちらも大量導入が期待できる
機械ではない事から、今のところ半期の販売目標である6.7万台に届かない
可能性が高く、純利益ベースで見ても2Qだけで13億円稼ぐ必要があるため、
中間決算に向けて下方修正は避けられないでしょう((((;゜Д゜)))

株価は1100円ぐらいで推移して底堅さを感じますが、通期達成のシナリオが
見えるまではリスクを取って投資する理由がなく、下期にリリースされる機械を
見てから判断しても遅くないよね(´・ω・`)


セガサミーホールディングス
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■平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
売上高    :  706.34億円 (進捗率:18.6%)
営業利益  :   30.55億円 (進捗率:15.3%)
経常利益  :   29.85億円 (進捗率:14.9%)
1Q純利益  :   41.11億円 (進捗率:41.1%)

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 3800.00億円
営業利益  :  200.00億円
経常利益  :  200.00億円
通期純利益 :  100.00億円

■業績考察
1Qは「コードギアス 反逆のルルーシュR2」を25239台、「ロストアイランド2」
を2369台、「CRビッグドリーム神撃(甘デジタイプ)」を11249台、「デジハネ
CRあしたのジョー」を5483台、「CRスーパーロボット大戦」を約3100台など
販売し、これまでの累計はパチスロ機が29902台、パチンコ機が20525台
となりました。(スーパーロボット大戦は、独自に算出した予想数値を記載して
います。)

≪遊技機販売の進捗状況≫
segasammy_20160814_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

1Qは、6月導入の「コードギアス 反逆のルルーシュR2」が営業目標を1万台
上回る25239台の売上げとなりましたが、伊勢志摩サミットによるホールさん
の新装自粛もあり、遊技機販売は50427台に留まりました。しかし、これまで
足を引張ってきたセガのエンタテインメントコンテンツ事業が収益を強く支えて、
純利益は41.11億円のサプライズ決算となっています。

エンタテインメントコンテンツ事業については、特に利益を押し上げている新規
コンテンツが見当たらず、暫らく様子を見ていく必要はあるものの、これまでに
実施してきたグループ構造改革の成果ではないかと思っています。もしこれが
一時的な数字ではなく、2Q以降も安定して収益に貢献するようであればセガ
サミーの企業価値を一気に高める可能性がありそうデス(`・ω・´)

2Qはホール導入状況から予想したところ、「偽物語(Aタイプ)」が約5300台、
「北斗の拳 将(Aタイプ)」が約14900台、「CRガオガオキング2」が2タイプで
約9900台となっており、現在導入中の「CR蒼天の拳天帰」が約42000台で
連休後にどこまで伸びるのか注目しています。9月からは「BLOOD+ 二人の
女王」が25000台予定されており、現実的な数値として9万台で見ています。

純利益は1Qで41.11億円となりましたが、2Qでは不動産売却の特別利益
として94億円が加算されるため、通期で210億円(PER17倍)~260億円
(PER14倍)を見込んでいます。今期は本来の利益ベースで130億円ぐらい
(PER28倍)になるのではないでしょうか@w@?


ユニバーサルエンターテインメント
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■平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
売上高    :  203.77億円 (進捗率:18.5%)
営業利益  :   24.93億円 (進捗率:14.8%)
経常利益  :   97.42億円 (進捗率:58.0%)
1Q純利益  :   68.92億円 (進捗率:74.9%)

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 1100.00億円
営業利益  :  168.00億円
経常利益  :  168.00億円
通期純利益 :   92.00億円

■業績考察
1Qは「アステカ 太陽の紋章」と「沖ドキ!パラダイス(30パイ込み)」を販売し、
これまでの累計はパチスロ機が40000台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫
universal_20160814_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

「沖ドキ!パラダイス(30パイ込み)」の導入予想が約4700台のため、4月に
導入された「アステカ 太陽の紋章」はそのほとんどが今期分として計上されて
いたようデス。1Q決算は赤字を予想してましたが、好調な遊技機事業に加え、
社債の為替評価差益として72.25億円が計上されて、純利益を強く押し上げ
ました((((;゜Д゜)))

2Qは7月下旬に導入された「バーサス」が約1万台(予想数値)となっており、
8月中旬には「デッドオアアライブ5」、9月には「魔法少女まどか☆マギカ2」と
「CRえとたま」が予定されています。「魔法少女まどか☆マギカ2」は3万台の
販売計画となっているものの、前作の稼動実績を考えればもう少し上積みが
見込めるため、実際にどれぐらい導入されるのか?という点に注目デス。

株価は業績に関係なく、オカダマニラ(旧マニラベイリゾーツ)の開業が迫るに
連れて資金が入りやすい相場となっており、投機的に売買されつつも水面下
では潜在価値を探る流れが続いています。現在の時価総額が約2300億円
であり、カジノの収益が加わる前提で純利益200億円のPER20倍とすれば、
時価総額で4000億円ぐらい(株価5000円)は現実的にも許容される範囲だ
と思います。過去10年間の株価チャートでも5000円を超えたところが天井に
なっているので、もし高値を抜いてくるなら、そのあたりが市場でも意識される
節目になりそうだよね(`・ω・´)

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最後にパチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は8月12日(金)
の終値で算出しており、評価は業績動向や進捗率を考慮しています。
pachinko_kanren_kabu_20160814_v1.png
1Q決算はパチンコ関連の24社中、9社が赤字となりました。伊勢志摩サミット
や急激な為替変動という要因はあったものの、ここまで厳しい決算は見た事が
なく、2Q決算では赤字企業が減っている事を願いたいですね>w<;

次回は、「パチンコ関連株1Q決算考察(その2)」をお送りします@w@ノシ

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【2017年1Q決算】 パチンコ関連株の決算日をチェックしよう@w@! [決算考察]

【注意】 株取引はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いします。
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いやぁ~どうもです。

暫らくお休みしている間に、パチンコ関連株の1Q決算シーズンとなってしまい
ました。既に多くの企業が決算発表済ですが、注目銘柄のポジションも含めて
決算考察の前にチェックしておきたいと思います。

まずは決算カレンダーから見てください。

決算予定日    コード  銘柄 (青字は今回取り上げる銘柄デス)
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7月12日(火)  1418  インターライフホールディングス
7月15日(金)  2411  ゲンダイエージェンシー
7月25日(月)  6730  アクセル
7月28日(木)  9697  カプコン
7月28日(木)  6419  マースエンジニアリング
7月29日(金)  9766  コナミホールディングス
7月29日(金)  6257  藤商事
7月29日(金)  2767  フィールズ
7月29日(金)  8141  新光商事
7月29日(金)  6737  EIZO
8月02日(火)  6460  セガサミーホールディングス
8月02日(火)  6418  日本金銭機械
8月03日(水)  7991  マミヤオーピー
8月04日(木)  6457  グローリー
8月04日(木)  6417  SANKYO
8月05日(金)  6412  平和
8月05日(金)  6736  サン電子
8月05日(金)  6625  JALCOホールディングス
8月09日(火)  6425  ユニバーサルエンターテインメント
8月09日(火)  6430  ダイコク電機
8月10日(水)  6249  ゲームカードジョイコホールディングス
8月10日(水)  4712  アドアーズ
8月10日(水)  1847  イチケン
8月12日(金)  6428  オーイズミ
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1Q決算では、伊勢志摩サミットによる新台入替の自粛期間(全国で約1ヶ月)
があったため、パチンコ関連企業の業績にどれぐらい影響したのか?といった
あたりが注目ポイントになります。遊技機メーカーとしては自粛前後の駆込み
需要があったものの実質2ヶ月分の営業実績しかなく、例年より厳しい決算が
見込まれそうデス((((;゜Д゜)))

6月23日に日工組から公表された第3次回収リスト(遊技くぎ問題の対象機)
については2Q以降の動向を伺っていく事になりますが、前に遊技機メーカー
の社員さんから聞いていた内容と変わりなく、この程度であれば今期見通しに
織込み済と考えて良いでしょう。

では続いて、自分が注目しているパチンコ関連株を見ていきたいと思います。

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■セガサミーホールディングス / 決算予定日:8月2日(火)
6460_segasammy_20160731_v4.png
1Qは自粛明けから導入された「コードギアス反逆のルルーシュ」が25300台
ぐらい売れて、残りはパチンコ3機種とパチスロ1機種で19000台程度と予想
しています。販売台数だけ見れば赤字決算は避けられず、最近の株価低迷は
悪い業績を見越した処分売りが出ているためだと考えています。

現在5700株ほど持っていますが、厳しい地合いでの赤字は結構なインパクト
になる可能性が高く、決算前には空売りを入れて下落分を補填する予定デス。
ただし短期的には売り目線でも、長期的には仁川(韓国)でのカジノリゾートが
着々と進行しており、今の水準なら買い目線で良いと思っています(`・ω・´)

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■ユニバーサルエンターテインメント / 決算予定日:8月9日(火)
6425_universal_20160731_v4.png
マニラベイリゾーツの期待感から株価が乱高下しているユニバーサルですが、
1Qは前期からの持越しとなる「アステカ太陽の紋章」の約23000台に対して
「沖ドキ!パラダイス(30パイ込み)」が約4700台と伸び悩んだため、過去の
実績から考えて赤字決算は避けられないと見ています。

現状、株価には織り込まれてないものの、安値圏では妙味ありとみる投資家も
多く、それほど影響しない可能性が高そうデス。少しだけポジションを増やして
2300株になりましたが、ここは短いスパンで気にしてもしょうがないよね。

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■ダイコク電機 / 決算予定日:8月9日(火)
6430_daikoku_20160731_v4.png
子会社のDAXELから販売された「探偵歌劇ミルキィホームズTD」がサミット前
の駆込み需要も手伝い約8000台となり、前期リリースの「サムライガールズ」
を3000台ほど上回りました。稼動の方はホールさんを裏切る結果に終わった
ものの、萌えスロメーカーとしての可能性を感じさせる1台だったと個人的には
高く評価しています(`・ω・´)

しかしダイコク電機の利益率はここ数年でみるみる落ちており、ついに前期は
純利益で-16.76億円の赤字となりました。業績に対して信用を失っている
中、今回の1Q決算でどこまで挽回できるのか?という点に注目して、お試しで
700株だけ持っています。

~探偵歌劇ミルキィホームズTD 消えた7と奇跡の歌~

勝てないけど面白い台なので、見かけたら打ってみてくださいw

次回は、「パチンコ関連株1Q決算考察(その1)」をお送りします@w@ノシ

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【2016年 期末決算②】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

期末決算前に3300株ほど持っていたユニバーサルを1900円台で1500株も
手放してしまい、上がり続ける株価を見ながら、泣きそうな毎日を送っています。
でもここから買うと高値掴みになりそうで、期待値が高いだけにロスカットも躊躇
してしまうため、下手に手を出せない状況デス(T∀T)

では前回に引続き、パチンコ関連株の期末決算を見ていきたいと思います。


藤商事
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■平成28年3月期決算(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 381.66億円
営業利益  :  20.35億円
経常利益  :  20.52億円
通期純利益 :  12.37億円

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 500.00億円 (前期比:131.0%)
営業利益  :  50.00億円 (前期比:245.7%)
経常利益  :  50.00億円 (前期比:243.7%)
通期純利益 :  33.00億円 (前期比:266.8%)

■業績考察
4Qでは「CR地獄少女弐 きくりの地獄祭り」を8000台、「CRAヘルプ!!!」
を5300台、「CR東京レイヴンズ」を2000台(初期ロット分)、「緋弾のアリア」
を8400台販売して、前期はパチンコ機が92400台、パチスロ機が18400台
となりました。

≪遊技機販売の前期実績と今期見通し≫
fujisyouji_20160522_v1.png
※決算累計は前期実績で、半期目標と通期目標は今期の数値になります。

3Qまでは業績が低迷していた事もあり、期末決算は厳しい数値になると予想
されましたが、4Qにリリースした遊技機がほぼ計画どおり推移した事に加えて
甘デジタイプの「CRA暴れん坊将軍 怪談」が推定で5000台ほど売れた事で
純利益は12.37億円となりました。通期計画からは下方修正となったものの
数値自体は悪くなく、利益を落としやすい4Qにしては上出来の決算でしょう。

今期は、パチンコ機を13万台(8機種)、パチスロ機を2万台(2機種)見込んで
おり、合わせて15万台を計画しています。現在の市場規模を考えると、過大な
台数にも思えますが、決算資料には「新規ジャンルのパチンコ化」+「世界各国
で同時発売されたゲームコンテンツのパチスロ化」と書かれてあり、何かしらの
ビッグタイトルを抱えているようデス。ただ、どれだけ強いコンテンツであっても
機械選定時に稼動実績のあるシリーズ機を上回る事はできず、それが何万台
も売れるほどパチンコ市場は甘くありません。

株価は1062円でPER7.9倍(純利益33億円)となっており、パチンコ関連の
中では平和に次いで割安です。配当利回りも5%近くあるため、投資先としては
魅力的ですが、ホールさんの期待を裏切る結果となった「緋弾のアリア」の失態
もあり、この販売目標はクリアできないと考えています(´・ω・`)


SANKYO
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■平成28年3月期決算(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 1371.30億円
営業利益  :  188.26億円
経常利益  :  199.65億円
通期純利益 :  104.85億円

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 1350.00億円 (前期比: -1.6%)
営業利益  :  160.00億円 (前期比:-15.0%)
経常利益  :  168.00億円 (前期比:-15.9%)
通期純利益 :  111.00億円 (前期比:   5.9%)

■業績考察
4Qでは、「CRF機動戦士ガンダム」を26200台、「機動戦士ガンダム 覚醒」を
12500台、「CRF宇宙戦艦ヤマト オンリーワン」を25000台、甘デジタイプの
「CRヱヴァンゲリヲン10」を12100台、「CRグレートザキング(DY機込み)」を
17400台、その他に「CR機動戦艦ナデシコ2 お気楽バージョン」等を販売して
前期はパチンコ機が296346台、パチスロ機が80125台となりました。

≪遊技機販売の前期実績と今期見通し≫
sankyo_20160522_v1.png
※決算累計は前期実績で、半期目標と通期目標は今期の数値になります。

3月にリリースした「CRF機動戦士ガンダム ラストシューティング」が販売目標
の半分にも届かず終わったものの、4Qは10万台を確保する事ができました。
前期の純利益は、SANKYOが保有するゴルフクラブの減損会計で-32億円
ほど減らして、最終的に104.85億円となっています。

今期はパチンコ機で29.8万台、パチスロ機で8.0万台を計画しており、前期
実績に近い水準を見込んでいるようデス。1Qでは「CRパトラッシュJ RED」と
「トータルイクリプス」、自粛明けから「CRF夢福神」と「CRサンダードラゴン」が
控えています。

株価は4145円でPER33.5倍(純利益111億円)となっており、指数だけで
見れば買う理由が1つも見当たりません。純利益で200億円とは言わなくても
150億円(PER24.8倍)は最低限必要であって、既存事業が厳しいようなら
新たな収益源を検討すべき段階にきているよね((((;゜Д゜)))

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最後にパチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は5月20日(金)の
終値で算出しており、評価はポジション状況に関わらず、進捗率や今後の業績
見通しを考慮しています。
pachinko_kanren_kabu_20160522_v1.png
期末決算で評価を取り消した銘柄が6社ほどありますが、実際にどれぐらいの
業績を出せるのか読めないためデス。1Q決算以降に再度見直していきたいと
思います。

次回は「遊技機の販売台数を予想しよう!(回答編)」をお送りします@w@ノシ

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【2016年 期末決算①】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

新光商事を残してパチンコ関連株の期末決算が出揃いましたので、決算内容を
考察していこうと思います。まずはユニバーサル、セガサミー、平和の三社から
見ていきましょう(`・ω・´)


ユニバーサルエンターテインメント
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■平成28年3月期決算(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    :  917.09億円
営業利益  :  168.96億円
経常利益  :  223.43億円
通期純利益 :  156.61億円

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 1100.00億円 (前期比:  19.9%)
営業利益  :  168.00億円 (前期比: -0.6%)
経常利益  :  168.00億円 (前期比:-24.8%)
通期純利益 :   92.00億円 (前期比:-41.3%)

■業績考察
4Qは「沖ドキ!トロピカル(30パイ込み)」を約30500台、「ゲッターマウス」を
約9800台、「ミラクル」を約2500台、「CR天元突破グレンラガン(2タイプ)」を
約6800台、「CR緑ドン(甘デジ)」を約1600台、更に「アステカ 太陽の紋章」
の一部を販売して、前期はパチスロ機が162600台、パチンコ機が44400台
となりました。

販売台数についてはユニバーサルが未発表のため、管理人予測となりますが、
最大でも10%程度の範囲に収まっていると思います((((;゜Д゜)))

≪遊技機販売の前期実績と今期見通し≫
universal_20160513_v1.png
※決算累計は前期実績で、半期目標と通期目標は今期の数値になります。

前期はヒット機種に恵まれず、当初の販売目標を-5.4万台ほど下回る結果と
なりましたが、為替評価益、持分法による投資利益、海外子会社の清算に伴う
利益計上から、通期純利益は156.61億円の好決算となりました。

今期はパチスロ機で22.0万台、パチンコ機が3.2万台を計画しており、前期
実績に比べて4.5万台増加しています。今のところ「アステカ 太陽の紋章」は、
SIS加盟店とPW加盟店の導入見込みで約3.3万台(3.1万台~3.6万台)
となっており、既に前期で1万台ぐらい計上されているため、残りの約2.3万台
が1Q分となりそうデス。

しかし、「ミリオンゴッド神々の凱旋」以降は実績を残せず、未だに新基準機で
ヒット機種を出せないユニバーサルに対して冷ややかな法人さんは少なくなく、
「アナザーゴッドポセイドン」や「花火絶景」、「魔法少女まどか☆マギカ2」など
の噂も聞きますが、現段階で25.2万台も売れるほど現実は甘くないでしょう。

株価は1900円でPER16.6倍(今期ベース)となっており、遊技機メーカーと
して見れば適性水準だと思います。あとはフィリピンのマニラベイリゾーツ次第
ですが、このまま開業まで織込むなら年末にかけて昨年の高値(3450円)を
超えてくる可能性は十分ありそうだよね(`・ω・´)


セガサミーホールディングス
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■平成28年3月期決算(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 3479.81億円
営業利益  :  176.17億円
経常利益  :  164.09億円
通期純利益 :   53.69億円

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 3800.00億円 (前期比: 9.2%)
営業利益  :  200.00億円 (前期比:13.5%)
経常利益  :  200.00億円 (前期比:21.9%)
通期純利益 :  100.00億円 (前期比:86.3%)

■業績考察
4Qは、「CR真 北斗無双」を70245台、「偽物語」を20692台販売し、前期の
累計はパチスロ機が142337台、パチンコ機が199014台となりました。

≪遊技機販売の前期実績と今期見通し≫
segasammy_20160513_v1.png
※決算累計は前期実績で、半期目標と通期目標は今期の数値になります。

前期は当初の高すぎる販売目標に対してパチスロ機で-12万台、パチンコ機
で-2万台という厳しい結果に終わったセガサミーですが、昨年8月に販売した
「北斗の拳 強敵」が文句ナシの大ヒットとなり、「偽物語」や「CR真 北斗無双」
もホールさんから高い評価を受けています。2013年の「化物語」以降、実績を
残せなかったメーカーとは思えないぐらいの大躍進であり、ようやく市場ニーズ
に応えられる開発体制を構築できました。

今期はパチスロ機を12機種で23.1万台、パチンコ機を10機種で18.2万台
となっており、合わせて41.3万台を計画しています。かなり無茶な目標台数に
思えますが、パチスロ機の販売タイトルを大幅に増やして売上げアップに繋げる
狙いのようデス。今後のスケジュールでは、伊勢志摩サミット後の6月に「コード
ギアス 反逆のルルーシュR2」、7月に「北斗の拳 将2」と「偽物語(Aタイプ)」、
8月に「エウレカセブン3」、9月以降に「北斗の拳 修羅の国」となっており、注目
タイトルが揃っています。

株価は1195円でPER31.8倍(今期ベース)となっており、指数的には決して
安くない水準デス。しかし来年春には仁川(韓国)で建設しているカジノリゾート
が開業予定となっており、遊技機事業+カジノ事業という大きな二本柱によって
今期は大幅な業績UPを見込める可能性があります。カジノはパラダイス社との
共同出資(韓国のお墨付き)という事もあり、確実性で言えばユニバーサルより
数段上ですが、セガサミーの場合はリゾート要素のないカジノホテルに過ぎず、
このあたりは一緒くたにするべきでありません。


平和
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■平成28年3月期決算(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 2149.54億円
営業利益  :  389.67億円
経常利益  :  374.44億円
通期純利益 :  281.43億円

■今期会社予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高    : 2052.00億円 (前期比:-4.5%)
営業利益  :  390.00億円 (前期比:  0.1%)
経常利益  :  377.00億円 (前期比:  0.7%)
通期純利益 :  300.00億円 (前期比:  6.6%)

■業績考察
4Qは「CR逆転裁判」を12513台、「戦国乙女2」を19993台、甘デジタイプの
「CRA乙女フェスティバル」、「CRAルパン三世8」、「CRジョーズ」等を販売して
前期はパチンコ機が234616台、パチスロ機が113997台となりました。

≪遊技機販売の前期実績と今期見通し≫
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※決算累計は前期実績で、半期目標と通期目標は今期の数値になります。

前期は当初の販売目標に対して、パチンコ機で-2.5万台ほど届かなかった
ものの、パチスロ機が1.4万台ぐらい多く売れてほぼ計画通りに推移しました。
大量導入された「CRルパン三世8」と「ルパン三世 ロイヤルロード」が低稼働に
終わってしまい、一時期は厳しい評価を受けましたが、「ガールズ&パンツァー」
や「戦国乙女2」、「CRジョーズ」は今でも稼働があり、平和に対するホールさん
の信頼は崩れていません。

今期はパチンコ機を8機種で23万台、パチスロ機を7機種で11万台予定して
おり、前期実績に近い数値となっています。今のところ1Qでは、「南国物語」が
約2.7万台、「CRガールズ&パンツァー」が約2.3万台と大まかに予測される
ため、滑り出しは好調のようデス。

株価は決算後に売られて2148円(今期PERで7.1倍)まで下がりましたが、
ここまでブン投げられる理由は見当たらず、安心して買える水準だと思います。
純利益300億円に疑念を持つ人もいるかもしれませんが、販売目標に対する
過去六年間の達成率は93.2%~110.3%という高い数値をマークしており、
「今買わないで何時買うの?」という感覚で少しずつ拾っています(`・ω・´)

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最後にパチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は5月13日(金)の
終値で算出しており、評価はポジション状況に関わらず、進捗率や今後の業績
見通しを考慮しています。
pachinko_kanren_kabu_20160513_v1.png
今期はカジノ期待でユニバーサルとセガサミー、業績期待で平和に注目しようと
考えています。

次回は、「パチンコ関連株 通期決算考察(その2)」をお送りします@w@ノシ

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【2016年 期末決算】 パチンコ関連株の決算日をチェックしよう@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

パチンコ関連株の期末決算シーズンとなりましたので、決算予定日と注目銘柄
についてチェックしていこうと思います。まずは決算カレンダーから見てください。

決算予定日    コード  銘柄 (青字は今回取り上げる銘柄デス)
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4月13日(水)  1418  インターライフホールディングス
4月15日(金)  2411  ゲンダイエージェンシー
4月25日(月)  6730  アクセル
4月27日(水)  2767  フィールズ
5月09日(月)  9697  カプコン
5月09日(月)  6737  EIZO
5月10日(火)  9766  コナミホールディングス
5月10日(火)  4712  アドアーズ
5月10日(火)  6418  日本金銭機械
5月11日(水)  6417  SANKYO
5月11日(水)  6412  平和
5月11日(水)  7991  マミヤオーピー
5月12日(木)  6249  ゲームカードジョイコホールディングス
5月12日(木)  6457  グローリー
5月13日(金)  6425  ユニバーサルエンターテインメント
5月13日(金)  6460  セガサミーホールディングス
5月13日(金)  6257  藤商事
5月13日(金)  6430  ダイコク電機
5月13日(金)  6419  マースエンジニアリング
5月13日(金)  6736  サン電子
5月13日(金)  6428  オーイズミ
5月13日(金)  6625  JALCOホールディングス
5月16日(月)  8141  新光商事
-----------------------------------------------------------------
GWを挟んで大きく2つに分かれており、その多くが5月第二週に集中している
ようデス。期末決算では、前期実績よりも今期見通しの方が重要視されるため、
遊技機メーカーがパチンコやパチスロの新基準機について、どこまでネガティブ
に捉えているのか?といったあたりがポイントになります。保守的な業績見通し
を立ててくる会社には、例年以上に注意が必要でしょう((((;゜Д゜)))

では続いて、自分が今期ものすごく期待しているパチンコ関連株をチェックして
いきたいと思います。(いつになく、ポジショントーク全開だよw)

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■セガサミーホールディングス / 決算予定日:5月13日(金)
6460_segasammy_20160424_v3.png
昨年8月に導入された「北斗の拳 強敵」が抜群の稼働率を誇り、今年に入って
からも「偽物語」や「CR真 北斗無双」が高い評価を受けています。ここ数年の
サミーグループからは想像できないぐらいの大躍進であり、ようやく市場ニーズ
に応えられる開発体制が構築できたのではないかと思っています(`・ω・´)

来年春には仁川(韓国)で建設しているカジノリゾートが開業予定となっており、
遊技機事業+カジノ事業という二本柱によって、2017年度はセガサミー復活
の一年となる可能性がありそうデス。とりあえず、業績だけでもしっかりすれば
前に自社株買いを実施した水準(平均1787円)までは十分狙えるでしょう。

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■ユニバーサルエンターテインメント / 決算予定日:5月13日(金)
6425_universal_20160424_v4.png
前々期に販売された「ミリオンゴッド 神々の凱旋」以来、これといったヒット機種
がなく、新基準機ではネームバリューだけ強くて結果の出せないユニバーサル
ですが、フィリピンのカジノ開発(マニラベイリゾーツ)がだいぶ形になり、いずれ
昨年の高値(3450円)を超えてくるのではないか?という期待感があります。

このまま順調に工事が進めば年末にかけて盛り上がる事は間違いありません
が、まだ7ヶ月以上も時間があるため1600円~1700円ぐらいの指値を気長
に放置して、上手く拾っていきたいと思います(`・ω・´)

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奇しくも合弁会社を設立した両社が今期の注目銘柄となりました。時価総額的
に上値余地は限られているものの、どちらも年末のテーマ株になり得る可能性
を秘めており、日本金銭機械みたいな銘柄が注目されるよりは投資対象として
健全だよね。

次回は、「ニコニコ超会議2016に行ってきたよ!」をお送りします@w@ノシ

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【2016-3Q決算③】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

だいぶ遅くなってしまいましたが、前回に引続きパチンコ関連株の3Q決算考察
をお送りします。


セガサミーホールディングス
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■平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)
売上高    : 2450.02億円 (進捗率: 69.0%)
営業利益  :  121.01億円 (進捗率:121.0%)
経常利益  :  126.45億円 (進捗率:140.5%)
3Q純利益  :   64.98億円 (進捗率:324.9%)

■今期会社予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 4200.00億円 ⇒ 3550.00億円 (下方修正)
営業利益  :  250.00億円 ⇒  100.00億円 (下方修正)
経常利益  :  250.00億円 ⇒   90.00億円 (下方修正)
通期純利益 :  190.00億円 ⇒   20.00億円 (下方修正)

■業績考察
3Qでは「CR北斗の拳6 天翔百裂」を20000台、「CRキャプテンハーロック」を
8000台、「鬼武者3 時空天翔」を25000台、「龍が如く」を4000台、メーカー
発表の数値ではないものの、「ベヨネッタ」を約7300台、「機甲戦記ドラグナー」
を約3000台、「銀と金2」を約1000台、更に「北斗の拳 強敵」を約12000台
増産して、これまでの累計販売台数はパチスロ機が121645台、パチンコ機が
115396台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:有(3回目)
segasammy_20160206_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

昨年8月に販売した「北斗の拳 強敵」が文句ナシの大ヒットとなり、3Q決算にも
期待されたセガサミーですが、厳しい市場環境の中で新規7タイトルが全て販売
目標に届かず、12月4日には通期見通しの下方修正を発表しています。ただし
3Q短期では「北斗の拳 強敵」の再販分も加えて87177台を売上げ、純利益は
+55億円ほど上積みされて64.98億円となりました。

4Qは2月下旬から導入されている「偽物語」が2万台、3月7日から導入予定の
「CR真 北斗無双」が5万台となっています。「偽物語」は導入6日間の予測から
SIS導入店が約10800台、PW加盟店(SIS導入店を除く)が約5100台となる
ため、ほぼ計画通りに推移しているとみて良いでしょう。

「CR真 北斗無双」については昨年11月のパチンコMAX規制に続き、5月から
高射幸性タイプ(主に1/319スペック)の確変継続65%規制が控えているため、
北斗シリーズでは最後となる80%継続のV確STとして引合いが強いようデス。
前作の「CR北斗の拳6」が132000台も売れている事を考えれば、ホールさん
の選定規準が厳しくなっているとは言え、販売目標の5万台は特に問題ないと
思います。

純利益は下方修正した通期見通しの20億円に対して、3Q時点で64.98億円
となっているため、4Qでは-45億円ぐらいの減益が見込まれています。しかし
遊技機事業における営業利益を見ると、1Qが-67億円、2Qが152億円、3Q
が69億円でありながら、売上げ7万台が望める4Qは10億円に抑えられており、
だいぶ保守的な見通しと言えそうデス。従って、通期では50億円(PER65倍)
~70億円(PER46倍)を想定しています(`・ω・´)

これまでの決算考察では「セガサミーに投資する価値ナシ!」としてきましたが、
新基準機における稼働状況が改善されつつあり、最悪期を脱したのではないか
と感じています。


オーイズミ
-----------------------------------------------------------------
■平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)
売上高    : 143.22億円 (進捗率:91.2%)
営業利益  :  18.20億円 (進捗率:98.4%)
経常利益  :  17.42億円 (進捗率:94.7%)
3Q純利益  :  10.91億円 (進捗率:99.2%)

■今期会社予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 157.00億円
営業利益  :  18.50億円
経常利益  :  18.40億円
通期純利益 :  11.00億円

■業績考察
3Qは「シュタインズゲート」を約1300台販売し、これまでの累計はパチスロ機
が約10300台となりました。(販売台数については複数の業界サイトデータに
独自の係数をかけて算出しています。)

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
oizumi_20160219_v1.png
※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

昨年10月に版権としてはトップクラスの「シュタインズゲート」を販売しましたが、
「ストライクウィッチーズ」で実績を残せなかった事もあり、僅か1300台の導入
に留まりました。稼働の方もホールさんの期待に応えられず、パチスロメーカー
としての信頼を失墜させる結果となっています。

通期純利益は可もなく不可もなく、会社予想通りの約11億円(PER9.7倍)に
落着きそうデス。来期も同じぐらいの数値になると思われますが、ただ安いだけ
の魅力しかなく、成長性に期待して投資する銘柄ではなくなりました。来年度の
決算考察からはオーイズミを外して、他の銘柄を見ていこうと思います>w<;

-----------------------------------------------------------------

最後にパチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は2月26日(金)の
終値で算出しており、評価はポジション状況に関わらず、進捗率や今後の業績
見通しを考慮しています。
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マニラベイリゾーツの開業がほぼ現実的となっているユニバーサルの投資評価
を買いに引き上げました。ポジショントークになりますが、今回の暴落後に唯一
買い増しした銘柄だったりします。

ではぁ@w@ノシ

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【2016-3Q決算②】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

僅か3営業日で日経平均-2000円という大暴落を受けて、死にたくなるぐらい
金融資産が激減しました。既にロスカットする現金担保も底を突き、今は現物を
切りながら耐えている状況デス。絶望だよね>w<;

では前回に引続き、パチンコ関連株の3Q決算を考察していきましょう。


ユニバーサルエンターテインメント
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■平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)
売上高    :  612.22億円 (進捗率:61.0%)
営業利益  :   80.23億円 (進捗率:40.5%)
経常利益  :   45.19億円 (進捗率:23.5%)
3Q純利益  :   34.76億円 (進捗率:37.4%)

■今期会社予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 1003.00億円
営業利益  :  198.00億円
経常利益  :  192.00億円
通期純利益 :   93.00億円

■業績考察
3Qでは「CR緑ドン 花火DEボ~ンジョルノ」を約10000台、「CRミリオンゴッド
ライジング ゼウス再び」を約4000台、「ハナビ(マッドブラック)」を約14000台、
「デビルマン3 悪魔ノ黙示録」を約2000台販売し、これまでの累計台数はパチ
スロ機が約106500台、パチンコ機が約35500台となりました。

尚、販売台数は複数の業界サイトデータに独自の係数をかけて算出しています。
他メーカーによる差分調査では、大体±10%以内に収まっています(`・ω・´)

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
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※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

フィールズとミズホの資本提携(2011年12月締結)から4年が経過し、ついに
パチンコ第1弾として「CR緑ドン 花火DEボ~ンジョルノ」がリリースされました。
販売元がフィールズという事もあって、ユニバーサルとしては「CRミリオンゴッド
ライジング」に続き1万台を超える大きな売上げとなりましたが、現状はどちらも
稼働が伴わず、ライトスペックの「CRミリオンゴッドライジング ゼウス再び」では
フィールズの営業さんが販売を諦めるレベルだったという話も聞いています。

今後、パチンコ事業を収益の柱にしていくなら「北斗の拳」や「エヴァンゲリオン」
のように、そのメーカーを代表するシリーズ機を有する必要があり、そういった点
では昨年倒産した奥村遊機から版権を買い取ったと噂される「バジリスク」には
大いに期待したいデス(`・ω・´)

4Qは「沖ドキ!トロピカル」、「CR天元突破グレンラガン(2スペック)」、「ハナビ
(ファイナル白夜)」の3機種となっています。今のところ「沖ドキ!トロピカル」は
SIS導入店(大手法人メイン)の平均が10.8台で約17500台、PW加盟店の
2601店からSIS導入店を除外した予測台数が約8500台となっている事から、
3週目導入前の段階で26000台程度と考えられます。

純利益は3Q短期で-2.99億円の赤字となりましたが、4Qは45000台程度
の売上げが期待できるため、通期は40億円(PER31.4倍)~45億円(PER
27.9倍)を見込んでいます。3月末にかけて下方修正は避けられないものの、
フィリピンで開発しているカジノプロジェクト(マニラベイリゾーツ)の開業が着実に
近づいている事を考えれば、そこまでネガティブになる必要もないと思います。


平和
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■平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)
売上高    : 1733.90億円 (進捗率: 80.6%)
営業利益  :  390.78億円 (進捗率:102.8%)
経常利益  :  382.80億円 (進捗率:104.0%)
3Q純利益  :  283.21億円 (進捗率:126.4%)

■今期会社予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 2151.00億円
営業利益  :  380.00億円
経常利益  :  368.00億円
通期純利益 :  224.00億円

■業績考察
3Qは「CR熱響!乙女フェスティバル」を11889台、「CRAトキオプレミアム」を
6857台、「ルパン三世 ロイヤルロード」を38944台、「ガールズ&パンツァー」
を17500台販売し、これまでの累計はパチンコ機が195069台、パチスロ機
が86192台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
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※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

ダブル液晶の新筐体パチスロとして注目を集めた「ルパン三世 ロイヤルロード」
が残念な結果に終わり、「CRルパン三世8」に続いて厳しい評価を受けた平和
ですが、第二弾として11月に導入された「ガールズ&パンツァー」は16週目を
過ぎてもプレミア価格で取引きされるほど高い稼働が続いており、「新基準パチ
スロにヒット機種ナシ!」と言われる中で大健闘しています。

4Qは1月から導入されている「CRAルパン三世8」、「戦国乙女2」、3月予定の
「CR逆転裁判」、「南国物語」の4機種となっており、ハイミドルの「CRジョーズ」
も準備されています。SIS導入店とPW加盟店から予測したところでは、「CRA
ルパン三世8」で約9000台、「戦国乙女2」で約18000台となっている事から
更なる利益上積みに期待できそうデス。

純利益は3Q時点で通期予想を大きく上回る283.21億円となっており、今期
は300億円に届く可能性も見えてきました。多くの遊技機メーカーがパチンコの
MAX規制とパチスロのAT規制によって業績を悪化させる中、今や平和は唯一
の勝ち組メーカーと言っても過言ではないでしょう(`・ω・´)

株価は日経大暴落によって2000円台まで叩き売られましたが、3Q純利益の
283.21億円でPER7.3倍となっており、時価総額2000億円の企業が稼ぐ
利益水準を凌駕しています。ただし、来期業績を意識する時期にきているため、
そのあたりは期待値から割り引いておく必要があり、純利益200億円をベース
に考えています。パチンコ業界が置かれている厳しい環境を思えば大きな金額
ですが、現在の平和であれば特に問題ないと思います。

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最後にパチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は2月12日(金)の
終値で算出しており、評価はポジション状況に関わらず、進捗率や今後の業績
見通しを考慮しています。
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僅か1週間で-20%ぐらい暴落した銘柄もあり、割安感が一気に強まりました。
もう投資するお金なんてないけどね(´・ω・`)

次回は、「パチンコ関連株3Q決算考察(その3)」をお送りします@w@ノシ

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【2016-3Q決算①】 パチンコ関連株 決算考察@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

前回のブログで決算スケジュールを纏めましたが、ユニバーサルの発表予定が
2月15日(月)⇒2月9日(火)に変更されています。注意してください。

では今回から3回にわたってパチンコ関連株の2016年3Q決算を考察していき
ます。まずは、藤商事とSANKYOから見ていきましょう(`・ω・´)


藤商事
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■平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)
売上高    : 285.06億円 (進捗率:63.9%)
営業利益  :   4.26億円 (進捗率:10.7%)
経常利益  :   5.31億円 (進捗率:13.0%)
3Q純利益  :   2.77億円 (進捗率:10.7%)

■今期会社予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 446.00億円
営業利益  :  40.00億円
経常利益  :  41.00億円
通期純利益 :  26.00億円

■業績考察
3Qでは「パチスロ地獄少女」を10000台、「CR怨み屋本舗」を4600台、「CR
エキサイト」を3400台、「CR RAVE2」を6100台販売して、これまでの累計は
パチンコ機が72000台、パチスロ機が10000台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
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※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

10月末にMAXタイプが規制され、11月以降に導入されるミドルタイプが注目を
集める中、藤商事は他メーカーに先駆けてハイミドル機の「CR RAVE2」を販売
しました。しかし既に多くのホールさんが「CR牙狼 魔戒ノ花」等のMAXタイプに
予算を割いていたため、僅か6100台の導入に留まっています。

「CR RAVE2」以降も立て続けに、「CR怨み屋本舗」と「CRエキサイト」を投入
したものの3機種とも販売目標まで届かず、3Q短期では-3000万円の赤字と
なりました。昨年12月に都内のホールさんを見て回った時も稼働状況は厳しく、
お得意の新スペックによる再販も望めそうにありません(´・ω・`)

4Qは「パチスロ緋弾のアリア」の1万台、甘デジの「CRA暴れん坊将軍 怪談」
と「CR地獄少女弐 きくりの地獄祭り」、3月に導入される「CRAヘルプ!!!」
の4機種となっており、合わせて27000台ぐらいを予想しています。

株価は市況の悪化から997円まで叩き売られましたが、期末にかけて大幅な
下方修正は避けられず、通期純利益で3億円(PER81.1倍)~6億円(PER
40.5倍)を見込んでいます。既に配当利回りが5%を上回っているため、ここ
から易々売り込まれるような事態にはならないと考えてますが、相場次第では
900円ぐらい(配当利回り5.6%)まで覚悟した方が良いでしょう(T∀T)


SANKYO
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■平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)
売上高    :  994.52億円 (進捗率:66.3%)
営業利益  :  130.77億円 (進捗率:93.4%)
経常利益  :  143.72億円 (進捗率:95.8%)
3Q純利益  :   99.05億円 (進捗率:99.1%)

■今期会社予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高    : 1500.00億円
営業利益  :  140.00億円
経常利益  :  150.00億円
通期純利益 :  100.00億円

■業績考察
3Qは「CRFアクエリオンEVOL」を14500台、「ヱヴァンゲリヲン魂を繋ぐもの」
を14700台、その他にも「CR J‐RUSH」と「インフィニットストラトス」を販売し、
累計台数はパチンコ機が205386台、パチスロ機が67747台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
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※営業利益と純利益には、遊技機事業以外の損益も含まれています。

10月まではMAXタイプにホールさんの予算が集中し、11月以降はその反動を
受けて新台需要が落ち込む中、SANKYOは12月に「CRFアクエリオンEVOL」
とフィールズ販売の「ヱヴァンゲリヲン 魂を繋ぐもの」を続けてリリースしました。
どちらも販売目標に届かなかったもののリユース機による売上げサポートもあり、
純利益は14億円ほど上積みされて、99.05億円となっています。

4Qは、「CRグレートザキング」が17400台(SANKYO発表数値)、「機動戦士
ガンダム覚醒」が11000台(管理人予想値)、3月導入予定の「CRF機動戦士
ガンダム ラストシューティング」が6万台(販売目標)となっており、少なくみても
7万台は超えてくると思われます。それでも年間計画より-8万台ほど不足して
ますが、通期利益さえ達成できれば特に問題ないでしょう。

株価は通期純利益の100億円でPER39.7倍となっていて、前回のブログで
「ミドルタイプのシェア拡大まで織り込めば、上値余地はある!」と書きましたが、
こうして見直すとやはり高過ぎと言わざるをえません。バリューでもグロースでも
ない以上、今の水準を肯定するためには最低限130億円程度の純利益が必要
だよね(´・ω・`)

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最後に、パチンコ関連株の株価指数を見ておきましょう。数値は2月5日(金)の
終値で算出しており、評価はポジション状況に関わらず、進捗率や今後の業績
見通しを考慮しています。
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平和は3Q決算後、パチンコ業界に悲観的な見方をしている三菱UFJモルガン
スタンレー証券から格下げレーティングを受ける危険性があります。昨年11月
の前例があるだけに、決算発表後はリスクヘッジをお勧めします。

次回は、「パチンコ関連株3Q決算考察(その2)」をお送りします@w@ノシ

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