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【2016年 期末決算】 パチンコ関連株の決算日をチェックしよう@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

パチンコ関連株の期末決算シーズンとなりましたので、決算予定日と注目銘柄
についてチェックしていこうと思います。まずは決算カレンダーから見てください。

決算予定日    コード  銘柄 (青字は今回取り上げる銘柄デス)
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4月13日(水)  1418  インターライフホールディングス
4月15日(金)  2411  ゲンダイエージェンシー
4月25日(月)  6730  アクセル
4月27日(水)  2767  フィールズ
5月09日(月)  9697  カプコン
5月09日(月)  6737  EIZO
5月10日(火)  9766  コナミホールディングス
5月10日(火)  4712  アドアーズ
5月10日(火)  6418  日本金銭機械
5月11日(水)  6417  SANKYO
5月11日(水)  6412  平和
5月11日(水)  7991  マミヤオーピー
5月12日(木)  6249  ゲームカードジョイコホールディングス
5月12日(木)  6457  グローリー
5月13日(金)  6425  ユニバーサルエンターテインメント
5月13日(金)  6460  セガサミーホールディングス
5月13日(金)  6257  藤商事
5月13日(金)  6430  ダイコク電機
5月13日(金)  6419  マースエンジニアリング
5月13日(金)  6736  サン電子
5月13日(金)  6428  オーイズミ
5月13日(金)  6625  JALCOホールディングス
5月16日(月)  8141  新光商事
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GWを挟んで大きく2つに分かれており、その多くが5月第二週に集中している
ようデス。期末決算では、前期実績よりも今期見通しの方が重要視されるため、
遊技機メーカーがパチンコやパチスロの新基準機について、どこまでネガティブ
に捉えているのか?といったあたりがポイントになります。保守的な業績見通し
を立ててくる会社には、例年以上に注意が必要でしょう((((;゜Д゜)))

では続いて、自分が今期ものすごく期待しているパチンコ関連株をチェックして
いきたいと思います。(いつになく、ポジショントーク全開だよw)

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■セガサミーホールディングス / 決算予定日:5月13日(金)
6460_segasammy_20160424_v3.png
昨年8月に導入された「北斗の拳 強敵」が抜群の稼働率を誇り、今年に入って
からも「偽物語」や「CR真 北斗無双」が高い評価を受けています。ここ数年の
サミーグループからは想像できないぐらいの大躍進であり、ようやく市場ニーズ
に応えられる開発体制が構築できたのではないかと思っています(`・ω・´)

来年春には仁川(韓国)で建設しているカジノリゾートが開業予定となっており、
遊技機事業+カジノ事業という二本柱によって、2017年度はセガサミー復活
の一年となる可能性がありそうデス。とりあえず、業績だけでもしっかりすれば
前に自社株買いを実施した水準(平均1787円)までは十分狙えるでしょう。

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■ユニバーサルエンターテインメント / 決算予定日:5月13日(金)
6425_universal_20160424_v4.png
前々期に販売された「ミリオンゴッド 神々の凱旋」以来、これといったヒット機種
がなく、新基準機ではネームバリューだけ強くて結果の出せないユニバーサル
ですが、フィリピンのカジノ開発(マニラベイリゾーツ)がだいぶ形になり、いずれ
昨年の高値(3450円)を超えてくるのではないか?という期待感があります。

このまま順調に工事が進めば年末にかけて盛り上がる事は間違いありません
が、まだ7ヶ月以上も時間があるため1600円~1700円ぐらいの指値を気長
に放置して、上手く拾っていきたいと思います(`・ω・´)

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奇しくも合弁会社を設立した両社が今期の注目銘柄となりました。時価総額的
に上値余地は限られているものの、どちらも年末のテーマ株になり得る可能性
を秘めており、日本金銭機械みたいな銘柄が注目されるよりは投資対象として
健全だよね。

次回は、「ニコニコ超会議2016に行ってきたよ!」をお送りします@w@ノシ

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【予想編】 遊技機の販売台数を予想しよう@w@! [株日記]

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いやぁ~どうもです。

遊技機メーカーに投資する際、パチンコ機やパチスロ機がどれだけ売れている
のか把握できれば業績動向を精査していく上で、とても強力な武器になります。
自分の場合はダイコク電機さんとP-WORLDさんのホール情報を参考にして
いて、気になる機械が出てきたら新台導入から4週間分(土日集計)のデータを
エクセルに記録し、大まかな見通しを立てています(`・ω・´)

そこで今回は、1月から3月に導入された遊技機の販売台数をズバリ予想して、
どれぐらいの精度があるのか検証してみたいと思います。こういった投資ネタは
外すと信用問題にかかわってくるため怖いところもありますが、これまでの実績
から大きな差異は出ないと信じています。まずはこちらを【予想編】として、通期
決算が出揃う5月下旬に【回答編】をお送りする予定デス((((;゜Д゜)))

では、今年1月から3月に導入された全25機種の販売見込みを見てください。
(シビアに見直した結果、これまで書いてきた数値とだいぶ変わりました。)
pachinko_sales_20160419_v3.png
厳しい評価となった「沖ドキ!トロピカル」は28000台~30000台の範囲内で
見ていて約29000台、「CR真 北斗無双」は大手法人と中小法人の導入規模
が違いすぎて71000台~80000台の広い範囲となったため、若干弱含みの
約75000台としました。3月28日導入の「CR東京レイヴンズ」は期ズレ分を
考慮せず、フル計上してあります。

自分の販売見込みでは、ユニバーサルの「CR天元突破グレンラガン(2機種)」
とSANKYOの「CRF機動戦士ガンダム」が販売目標の半分にも届かず、計画
を大きく下回りました。藤商事は甘デジが想定より売れた事で、通期純利益は
7億円~10億円程度に改善されるとみています。

最後に、遊技機メーカー別の販売見込みも算出したので見てください。
pachinko_manufacturing_industry_20160419_v2.png
上記にはユニバーサルの「アステカ 太陽の紋章」を含まず、平和の「南国物語」
も含まれてないため、売上げの計上タイミングによっては通期決算で激変する
可能性があります。「ハナビファイナル百夜」以外の増産分も考慮してないため、
あくまで参考程度としてください。

遊技機の販売台数で±10%、メーカーの販売総数で±15%に収まれば、分析
精度としては十分でしょう。答え合わせは、5月下旬の【回答編】で行ないます。

次回は、「パチンコ関連株の決算日をチェックしよう!」をお送りします@w@ノシ

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【新会社ZEEG】 ユニバーサルとサミーが合弁会社設立@w@! [株日記]

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いやぁ~どうもです。

少し前のネタになりますが、ユニバーサルとサミーによる合弁会社設立が発表
されました。現在の中古相場ランキングで、パチスロ部門の1位2位3位を独占
するユニバーサルと、パチンコ部門の1位2位3位を独占するサミーの大手2社
が手を組むという事で、驚かれた方も多いと思います。

≪ユニバーサルエンターテインメント≫ IRリリースはこちら
universal_20160401_v2.png

≪セガサミーホールディングス≫ IRリリースはこちら
segasammy_20160401_v2.png

かつては特許権侵害をめぐり最高裁まで争うほど犬猿の仲だった両社ですが、
今回のIRを見てもわかるとおり、どちらも相手側を立てる気遣いが見受けられ、
とても良好な関係を築いている事が伺えます。

本来はあり得ない組合せですが、実は2014年にもサミー子会社が運営する
スリーセブンタウン(パチンコパチスロのオンラインゲーム)に、「ミリオンゴッド」
や「大花火」、最近では「魔法少女まどか☆マギカ」等の版権を提供しており、
全く関係性がなかったわけではありません。

もし今回の提携がその延長線上にあるとすれば、当時のサミーネットワークス
社長であり、現在のサミー社長でもある里見治紀氏(二代目)の功績が大きい
のではないかと考えています。これまで治紀さんとは株主総会後の懇親会で
何度かお話しましたが、カリスマ性は里見会長に負けないものを感じました。

そして1番の要因は、岡田会長も里見会長もパチンコやパチスロに対して関心
が薄れたためだと思っています。株主総会に参加していればわかる事ですが、
だいぶ前から岡田会長の想いはフィリピンのカジノ事業(マニラベイリゾーツ)に
移っており、里見会長も遊技機事業は他の役員に任せているのが現状デス。
最も大事にしていきたいコア事業が遊技機製造からカジノ経営に変わった事
で遊技機メーカーとしてのプライドよりも安定した事業収益を確保していきたい
という両社の思惑が一致した結果ではないでしょうか@w@?

そういう意味では日本国内でカジノ経営に乗り出した場合、我が強いオーナー
同士が主導権を譲り合うとは思えず、例えあったとしても組合組織を作る程度
に留まると見ています。

続いて、新会社ZEEGについて見ていきましょう(`・ω・´)
zeeg_20160401_v2.png
主な事業内容としては、遊技機や遊技機部材の仕入れ、製造、開発、販売と
書かれています。将来的にどこまでの展開を考えているのかわかりませんが、
これまで遊技機部材メーカー(ダイコク電機やアクセルなど)に出してきた分を
内製化したり、共同仕入れによるコスト削減、開発に数億円かかると言われる
筐体の統合化など、様ざまな施策が考えられます。

ただ、大手2社が手を組む以上は、もっと先を見据えた戦略的理由がありそう
デス。個人的には両社が保有している製造工場を分社化してZEEGに売却し、
ユニバーサルとサミーが設計専門会社(ファブレス)となって遊技機を作らせて
そのまま営業販売まで代行させるぐらい、画期的なビジネスモデルを構築して
ほしいよね。大手ホールの寡占化が進み、中小ホールが減少しつつある市場
環境において、それぞれが全国に営業拠点を構える必要はなく、一つの販社
に集約する事で人件費の削減にも繋がります。本来であれば、フィールズが
その役目を担うべきでしたが、既に里見会長との信頼関係は崩れているため
ZEEGに販社までやらせてしまう可能性も否定できません。

最後に、合弁会社設立の報道を受けて2社の株価がどう動いたのか見ておき
ましょう。

≪ユニバーサルエンターテインメント≫
6425_20160410_v3.png
個別の材料よりも相場環境に引きずられて、株価は下落しています。8日には
1700台を割込み不安でいっぱいですが、1800円台で200株だけ買い増し
しました((((;゜Д゜)))

≪セガサミーホールディングス≫
6460_20160410_v3.png
こちらも同じく、特に材料視されず売られました。4月1日に1000株ほど拾い
ましたが、生き残るため三日後に2000株ぐらいブン投げています(T∀T)

ではぁ@w@ノシ

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【連結決算】 ミズホの決算計上について考える@w@! [株日記]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

ユニバーサルグループを代表する遊技機メーカーの1つに、ミズホという会社が
あります。5号機では「ミリオンゴッド神々の系譜」や「アナザーゴッドハーデス」
などのヒット機種をリリースし、今期は5年ぶりとなるパチンコ市場へ再参入して
「CR緑ドン」と「CR天元突破グレンラガン」を販売しました。

パチンコ市場に活路を見出すユニバーサルにとって、ミズホはなくてはならない
会社ですが、2011年12月に販社最大手のフィールズと資本業務提携を結び、
今ではユニバーサルの連結子会社であり、フィールズの持分法適用会社という
やや複雑な関係となっています(´・ω・`)

そこで今回は、ミズホの業績が資本を持合う両社へどのように計上されるのか
考えてみたいと思います。出来るだけリアルな数値で見てもらうために、まずは
今期販売しているパチンコ機を例にして想定収益を出してみましょう。

≪ミズホ販売予測≫ 一部訂正:18400台⇒19300台
mizuho_20160404_v6.png
上記数値は「CR緑ドン」と「CR天元突破グレンラガン」の導入見込みから算出
した単体決算(あくまで予測値)になります。パチンコ機の定価は2次代行店で
1台あたり39.9万円ですが、売上げはフィールズ(独占代理店)に対する卸値
となるため30万円(過去決算から割出した価格)とし、各利益はユニバーサル
の通期見通しから利益ベースを求めています。

実際にはユニバーサルへ支払う経営指導料や、フィールズへのロイヤルティに
よって削られるため、利益はもっと少なくなりそうデス。おそらく、パチンコ4機種
(実質2機種)の損益分岐点を考えれば、今期はほとんど利益が出ていないと
思われます((((;゜Д゜)))

では続いて、想定される収益に対して、どのように両社へ計上されているのか
見ていきましょう。
mizuho_20160404_v7.png
連結子会社と持ち分法適用会社では連結方法が大きく異なり、ユニバーサル
の場合は全部連結、フィールズの場合は持分法が適用されます。全部連結に
ついては売上高、営業利益、経常利益、少数株主利益を差し引いた純利益が
計上されるのに対して、持分法では保有率に応じた純利益相当を営業外収益
(持分法による投資利益)として計上されます。尚、ミズホとの内部取引き分は
全て相殺消去されるため、売上げや利益として計上する事は認められません。

最終的に、純利益として計上される金額は全部連結でも持分法でも変わらない
ものの、ユニバーサルの損益計算書は売上高、営業利益、経常利益が加わる
事で確りとした決算になり、フィールズの場合は売上高純利益率が高まる事に
なります(`・ω・´)

来年度には、ユニバーサルがマニラベイリゾーツ運営会社を連結子会社として、
セガサミーがパラダイスシティ運営会社を持ち分法適用会社として取込む事に
なるため、単に業績数値から判断するのではなく、これまで以上に決算内容を
精査しなければならないと思っています。

ではぁ@w@ノシ

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