パチンコ・パチスロ関連企業 平成２４年度１Ｑ決算考察＠ｗ＠！

【注意】ブログ＆ＨＰの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ～どうもです。

パチンコ・パチスロ関連企業の平成２４年度１Ｑ決算がひと通り出揃ったので、決算
を考察してみたいと思います。今回は、東日本大震災後の初決算であり、どれほど
の影響が出ているのか、じっくりと見ていきましょう＠ｗ＠！

なお、今回より前期比ではなく、今期会社計画に対しての進捗率を書いていきます。
（株価に大きく影響してくるのは、前期の実績よりも今期の業績ですからね。）


ユニバーサルエンターテインメント
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： １１７．２６億円 （進捗率：２２．６％）
営業利益　　： 　５１．４３億円 （進捗率：４４．３％）
経常利益　　： 　７５．１９億円 （進捗率：６６．０％）
当期純利益 ： 　７５．８２億円 （進捗率：８９．２％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： ５２０．００億円
営業利益　　： １１６．００億円
経常利益　　： １１４．００億円
当期純利益 ： 　８５．００億円

■業績考察
ＶＩＶＡ緑ドンとダイナミックサンダーＶを売り上げ、好業績をあげることができました。
（ダイナミックサンダーＶは、余剰部品を使うことで利益率が改善しているようです。）
８月８日解禁のミリオンゴッドは、すでに６万台を超える受注となっており、進捗率を
考えると、上方修正は間違いないでしょう。ＷＹＮＮについては、米国の景気動向に
よって影響してくるため、やや弱含みなのではないかと思います＠ｗ＠；


ＳＡＮＫＹＯ
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： 　３１６．４１億円 （進捗率：１７．４％）
営業利益　　： 　　５９．９８億円 （進捗率：１５．０％）
経常利益　　： 　　７２．９４億円 （進捗率：１７．０％）
当期純利益 ： 　　３２．４９億円 （進捗率：１２．５％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： １８２０．００億円
営業利益　　： 　４００．００億円
経常利益　　： 　４３０．００億円
当期純利益 ： 　２６０．００億円

■業績考察
東日本大震災で部材不足が叫ばれるなか、積極的にホールから中古機を買い取り、
ＣＲマクロスフロンティアを３．９万台販売しました。これまでに７万台を出荷している
ＣＲ浜崎あゆみ物語は７月からの販売であり、２Ｑ決算で計上されることになります。
業績は安定しているものの、現在の進捗率を見る限り、通期計画にはやや届かない
のではないかと思います＠ｗ＠；


セガサミーホールディングス
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： 　６５３．３１億円 （進捗率：１４．５％）
営業利益　　： 　　２９．６９億円 （進捗率：　５．０％）
経常利益　　： 　　３２．７８億円 （進捗率：　５．６％）
当期純利益 ：　－２２．２４億円 （進捗率：　０．０％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： ４５００．００億円
営業利益　　： 　６００．００億円
経常利益　　： 　５９０．００億円
当期純利益 ： 　３３０．００億円

■業績考察
東日本大震災で販売計画が崩れてしまい、１Ｑ決算は赤字に転落してしまいました。
２Ｑ期間においても、ＣＲアラジン、旋風の用心棒、銀と金しかなく、良くて１Ｑの２倍
程度の売り上げしかないと思われ、厳しいと言わざるをえません。３Ｑ４Ｑでどれだけ
挽回できるかにもよりますが、通期計画には届かないのではないでしょうか？大きく
なり過ぎた企業は経営コストも高く、少しでも業績が悪くなると悲惨デス＠ｗ＠；


平和
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： ２１０．６１億円 （進捗率：２６．９％）
営業利益　　： 　８６．３８億円 （進捗率：５８．４％）
経常利益　　： １１１．４４億円 （進捗率：４６．６％）
当期純利益 ： 　７４．３５億円 （進捗率：４１．１％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： ７８２．００億円
営業利益　　： １４８．００億円
経常利益　　： ２３９．００億円
当期純利益 ： １８１．００億円

■業績考察
ＣＲ戦国乙女ぐらいしか有力タイトルがなかったものの、パチンコ４．８万台、パチスロ
２万台を売り上げ、素晴らしい決算となりました。後期にはＣＲ南国育ちも控えており
期末にかけて上方修正は必死でしょう。どういうわけなのか、利益率が異常に高い
ところも素晴らしいデス＠ｗ＠！


フィールズ
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： 　１７６．３５億円 （進捗率：１７．６％）
営業利益　　： 　 －２．２５億円 （進捗率：　０．０％）
経常利益　　： 　 －２．６６億円 （進捗率：　０．０％）
当期純利益 ： 　 －２．８４億円 （進捗率：　０．０％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： １０００．００億円
営業利益　　： 　１４０．００億円
経常利益　　： 　１４０．００億円
当期純利益 ： 　　８０．００億円

■業績考察
売るものがなく、まともに商売できなかったことを考えると、赤字決算も致し方なしで
しょう。人材コストが高い販社でありながら、企画持込型のファブレス企業だからこそ、
この程度の赤字で収まっていると言え、２ＱはＣＲ浜崎あゆみ物語もあり、そこそこの
数値を出してくるのではないかと思われます。しかし、通期の見通しが甘すぎるため、
そのうち下方修正を発表することになるのではないでしょうか＠ｗ＠？


藤商事
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： １２５．５３億円 （進捗率：　３３．９％）
営業利益　　： 　２６．６５億円 （進捗率：１３３．３％）
経常利益　　： 　２６．７７億円 （進捗率：１３３．９％）
当期純利益 ： 　１２．１５億円 （進捗率：１０１．３％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： ３７０．００億円
営業利益　　： 　２０．００億円
経常利益　　： 　２０．００億円
当期純利益 ： 　１２．００億円

■業績考察
これまで散々バカにしてきた藤商事が、ＣＲゲゲゲの鬼太郎をヒットさせて、ようやく
まともな決算を出すことができました。８月から販売しているＣＲリングも評判がよく、
いずれ大きく上方修正することになると思います。事業規模の大きくないメーカーが
それなりに売れると、一気にお宝銘柄になる良い例デス。自分はこれから買い集め
たいと思います＠ｗ＠！


ゲームカード・ジョイコホールディングス
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： 　９７．０２億円 （進捗率：３０．３％）
営業利益　　： 　１２．６８億円 （進捗率：５７．６％）
経常利益　　： 　１２．９７億円 （進捗率：６１．８％）
当期純利益 ： 　２６．１３億円 （進捗率：８７．１％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： ３２０．００億円
営業利益　　： 　２２．００億円
経常利益　　： 　２１．００億円
当期純利益 ： 　３０．００億円

■業績考察
東日本大震災でメーカーが売るものがなかったときに、リニューアルで設備機器に
投資するホールが多かったことから、業績が大きく伸びたのではないかと思います。
とても素晴らしい決算ですが、需要の先物食いをした反動がどれほど出てくるのか、
気になります＠ｗ＠；


ダイコク電機
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： １２１．４５億円 （進捗率：３２．０％）
営業利益　　： 　　１．８５億円 （進捗率：　０．０％）
経常利益　　： 　　２．１４億円 （進捗率：　０．０％）
当期純利益 ： 　－０．４８億円 （進捗率：　０．０％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： ３８０．００億円
営業利益　　： －１５．００億円
経常利益　　： －１５．００億円
当期純利益 ： －１５．００億円

■業績考察
悪すぎる業績予想を発表して気になっていたダイコク電機ですが、１Ｑ決算も赤字は
避けられなかったようです。数値的にはそれほど悪くないですが、ライバルのゲーム
カードの業績が大きく伸びていることを考えると、市場シェアを奪い取られ、負け組に
なったということでしょう。赤字の少なさから、「最悪期は脱した」と楽観視する意見も
ありますが、自分はかなり深刻じゃないかと感じました。叩き売られるよ＠ｗ＠；


ゲンダイエージェンシー
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■平成２４年３月期第１四半期決算（平成２３年４月１日 ～ 平成２３年６月３０日）
売上高　　　 ： ３５．６１億円 （進捗率：２１．９％）
営業利益　　： 　２．４０億円 （進捗率：１８．４％）
経常利益　　： 　２．４１億円 （進捗率：１８．５％）
当期純利益 ： 　２．３８億円 （進捗率：２８．３％）

■今期会社予想（平成２３年４月１日 ～ 平成２４年３月３１日）
売上高　　　 ： １４６．００億円　⇒　１６２．３０億円
営業利益　　： 　　７．０７億円　⇒　　１３．０７億円
経常利益　　： 　　７．００億円　⇒　　１３．００億円
当期純利益 ： 　　４．００億円　⇒　　　８．４０億円

■業績考察
想定していたよりも自粛営業の影響が小さかったようで、業績を上方修正しました。
しかし、８月からはじまった広告宣伝規制が思いのほか厳しく、上方修正したからと
いって安易な投資は控えた方が良いでしょう。ダイコク電機ぐらい、事態は深刻デス。
広告宣伝規制については、いずれまた書きたいと思います＠ｗ＠！

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最後に、２０１１年８月７日現在の純利益と進捗率、管理人による株価評価を書いて
おきます。（管理人評価は、ＰＥＲや進捗率、今後の業績見通しを考慮しています。）

藤商事がめちゃくちゃ割安で、このままだと通期ＰＥＲで５倍台になるのではないか
と思われます。叩き売られる場面があれば、他の銘柄を売ってでも全力で買いたい
デス＠ｗ＠！

ではぁ。。。

コメント 2

こんにちは　

パチンコ　スロット関連企業の分析しようとしていたので凄く助かります。
参考にさせていただきます

この業界も政府が何か規制を入れるかどうかで大きく変わる可能性もありますね
国、世の中の流れを見るのにも勉強になります。

ありがとうございます。
by 幸せ家族 (2011-08-08 11:39) 

幸せ家族さん、どうもです。いつもブログ見てます。

パチンコ・パチスロが大好きなので、遊技機メーカー
の決算書は、いつも興味をもって見ています＠ｗ＠！
浮き沈みが激しい業界なので、勝ち組企業に乗って
大きく儲けたいところなのですが、、、

幸せ家族さんの言われる通り、規制の多いこの業界、
カジノ法案の絡みもあって、今後どうなっていくのか
なかなか見えてこないです。８月からはじまった広告
宣伝規制なんて、誰も得しませんよね((((；゜Д゜)))

by あるまに (2011-08-08 23:28)