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【2018年1Q決算】 パチンコ関連株の決算日をチェックしよう@w@! [決算考察]

【注意】 株取引はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いします。
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いやぁ~どうもです。

パチンコ関連株の1Q決算シーズンとなりましたので、決算予定日と注目銘柄
についてチェックしたいと思います。まずは決算カレンダーから見てください。

決算予定日    コード  銘柄 (青字は今回取り上げる銘柄デス)
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7月12日(水)  1418  インターライフホールディングス
7月14日(金)  2411  ゲンダイエージェンシー
7月24日(月)  6730  アクセル
7月28日(金)  6257  藤商事
7月28日(金)  6419  マースエンジニアリング
7月28日(金)  9766  コナミホールディングス
7月28日(金)  9697  カプコン
7月31日(月)  2767  フィールズ
7月31日(月)  8141  新光商事
7月31日(月)  6737  EIZO
8月03日(木)  6460  セガサミーホールディングス
8月03日(木)  6418  日本金銭機械
8月04日(金)  6736  サン電子
8月04日(金)  6457  グローリー
8月07日(月)  6425  ユニバーサルエンターテインメント
8月07日(月)  6417  SANKYO
8月09日(水)  6412  平和
8月09日(水)  6430  ダイコク電機
8月09日(水)  7991  マミヤオーピー
8月09日(水)  4712  アドアーズ
8月10日(木)  6428  オーイズミ
8月10日(木)  6249  ゲームカードジョイコホールディングス
8月10日(木)  6625  JALCOホールディングス
8月10日(木)  1847  イチケン
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今期もパチンコ市場のバロメーターである遊技機メーカー5社をメインに決算を
見ていこうと思っています。10月からのパチスロ5.9号機と、来年2月からの
規則改正がホールさんの投資意欲(新台購入費用)にどう影響してくるのか?
といったあたりがパチンコ関連株の業績を読み解く上で、大きなポイントになり
そうデス。

では続いて、1Q決算で注目しているパチンコ関連株について、株価チャートを
見ながら考察していきましょう(`・ω・´)

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■セガサミーホールディングス / 決算予定日:2017年8月3日(木)
6460_segasammy_20170726_v2.png
ダイコク電機さんとP-WORLDさんの設置データから算出した導入予測では、
「CR北斗の拳7」が約10万台、「獣王」が約1.3万台、「CRビッグガチンコ7」
が約2400台、「サクラ大戦」が約6000台、「ツインエンジェル」が約5500台
となっており、1Qだけで12.6万台ぐらいの売上げが期待できそうデス。

ゲーム事業とカジノリゾート事業が足を引っ張らなければ、通期純利益を超過
しても不思議ではない水準ですが、今期の低すぎる通期見通しが重石となる
ため、ここからどんどん上値を追うような展開は難しいのかなと思っています。

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■ユニバーサルエンターテインメント / 決算予定日:2017年8月7日(月)
6425_universal_20170726_v2.png
1Qは「SLOTアカギ」が約3200台、「SLOTギルティクラウン」が約2800台、
「CRダーカーザンブラック」が約1800台、「CRギルティクラウン」が2700台
となっており、4機種あわせても1.1万台ぐらいだと思われます。

かなり弱い数字ですが、ユニバーサルの業績は導入データから判断できない
部分もあり、決算を良く見せたがる傾向が強い会社だと思っているので、赤字
は避けられないものの、そこまで悲観する必要もない気がします。株主総会で
徳田さんが赤字を明言していたオカダマニラがどう影響してくるのか注目デス。

ではぁ@w@ノシ

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ユニバーサルエンターテインメント第44期定時株主総会@w@! [株主総会]

【注意】 株取引はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いします。
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いやぁ~どうもです(´・ω・`)

ユニバーサルエンターテインメント第44期定時株主総会に行ってきました。
universal_20170629_kabunusisoukai_v6.png
株主総会はお台場の「ヒルトン東京」で開かれ、今年からお土産が廃止された
のにも関わらず、200人を超える株主さんが来ていました。前期の業績などは
「決算考察」に書いているので、興味があれば見てください。WYNNとの訴訟
問題については「WYNN社の派閥闘争に敗れる」を見てください。

またツイッターでも報告しましたが、会場受付けで岡田会長が揉めている場面
を目撃してしまい、緊張で手が震えるほどドキドキしました。
twitter_aruze_finance_v1.png
お手洗で「CRえとたま」のTシャツに着替える時、いつもより多くの社員さんが
通路に待機していたので、岡田会長(+マスコミ)の対策要員だったのかな?
と思っています((((;゜Д゜)))

株主総会ではまず初めに富士本社長から一連の騒動についてお詫びがあり、
質疑応答の前でも詳しい説明がありましたので、内容を纏めてお伝えします。
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3年前の調査(第二次第三者委員会)からガバナンスを強化しており、今では
リアルタイムで資金の出入を管理できるようになった。海外でライセンス事業
を行なうためには疑義に対し徹底的に調査する必要があり、その結果、本来
あってはならないお金のやり取りが発見された。

疑義のある岡田和生氏を職務停止にしたが凍結後も取締役会に出席する等
したため、今回の株主総会へ参加しないように伝えた。取締役選任議案及び
監査役選任議案は岡田和生氏を除く6人で決めており、この事は岡田ホール
ディングスとも意見が一致している。

現在、海外事業はそれぞれの専門家が業務にあたっており、岡田和生氏は
進捗状況を聞いた上で、実質的なIR業務(広報役)しか行なってなく、影響は
限られている。カジノ運営には堅実な経営が求められるため、全ての膿を出し
切り、世界トップクラスのエンターテインメント企業を目指していく。

~質疑応答~ (注意:言葉にはニュアンス的な表現も含まれています。)
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■質問者:株主さん
オカダマニラの収益状況について、いつ頃から利益貢献できそうなのか?

■回答者:徳田取締役
オカダマニラは自分が中心となり2000億円を超える資金を調達し、ここまで
進めてきた。カジノリゾートとして高い評価を受けており、ポテンシャルもある。
12月にはオカダブランドを広めるために一部オープンさせたが、今でも赤字は
続いている。今後もエンターテインメントを強化し、年末や旧正月に向けてVIP
ジャンケットも始めて収益強化に繋げていく。

■質問者:株主さん
2010年にユニバーサルの関連会社から4000万ドルが流出していた問題に
ついて、今回の調査対象に含まれているのか?

■回答者:富士本社長
過去5年分が調査対象となっているため、含まれていない。

■質問者:株主さん
オカダマニラのホテルについて、現在稼働している客室数と、VIPルームなど
も含めて全ての建設がいつ頃終わるのか教えてほしい。

■回答者:徳田取締役
リゾーツワールドマニラで火災があり、火元のバカラでは死者が出なかったが
二酸化炭素による窒息死で36名が亡くなっており、フィリピン政府からの要望
でホテルの安全管理を徹底的に見直すことになった。現在、客室数は484室
ほど出来ているが100室の稼働に留めており、年末には半分をオープンさせ
たい。VIPルームは既に箱ができているが、オープンは現地の状況を見ながら
検討していく。プールとナイトクラブは年内を予定している。

■質問者:株主さん
株主優遇策として、オカダマニラの優待等は考えているのか?

■回答者:富士本社長
検討はしているが、時期などは未定です。

■質問者:株主さん
岡田会長の解任について、会長自身から異議等はなかったのか?

■回答者:富士本社長
解任ではなく、任期満了による退任であり、岡田和生氏からの異議等はきて
いない。

■質問者:株主さん
岡田会長が中心となって進めてきた事業について、今後も変わりないのか?

■回答者:富士本社長
岡田和生氏がいなくなる事で経営体系は変わるが、資本と経営は分離されて
おり、事業運営もそれぞれの専門家がついているので問題はない。

■質問者:株主さん
第二次第三者委員会(平成26年に実施済み)では中間報告のみで最終結果
は開示してなかったと思うが、改めて調査する気はないのか?

■回答者:富士本社長
前回の調査でも法的な物証はなく、新たに証拠等が出てこなければ疑惑その
ものを証明する事ができず、無意味な調査となるため実施する予定はない。

■質問者:株主さん
岡田美術館について、会長自身がユニバーサルの経営から外れてしまった事
で、展示物を引き上げるような事態にはならないのか?

■回答者:富士本社長
ほとんどの展示品が岡田和生氏の所有物であり、レンタル費用と管理費用の
相殺で利益はないが、損金無しで文化や芸術に貢献する事ができる。今後は
どうなるかわからないが、相互協力の関係は続いていくと思う。

■質問者:株主さん
フィリピンのカジノライセンスについて、リスクはないのか?

■回答者:富士本社長
フィリピンではライセンス=営業許可という意味合いが強く、土地や建物等の
基準が重要になっている。不正行為を指摘されるとライセンス剥奪やIPOにも
影響してくるが、役員選出(タイガー社)から岡田和生氏が外れた事で更なる
リスク強化に繋がったと考えている。

■質問者:株主さん
オカダマニラの資金調達とIPOについて、どのように考えているのか聞きたい。

■回答者:徳田取締役
オカダマニラの資金についてはユニバーサルが持つ資産をフル活用していく。
IPOについては回答を差し控えたい。

■質問者:株主さん
パチンコパチスロ事業について、遊技人口が減少する中で規制対策も含めて
今後の戦略などあれば教えてほしい。

■回答者:富士本社長
遊技人口が減り続けている事は想定通りであり、法改正によって来期の業績
にも影響が出てくると思うが、すでにパチスロ機は構造改革によって利益率を
高める事ができており、今後はパチンコ機にも展開していく。

製造コストの70%~80%が部材で占めており、販売目標に対して10%でも
ロスが出てしまうと大きなマイナスになるが、構造改革によって大幅に抑える
事ができた。これをパチンコ製造にも展開し、売上げが20%~30%落ちても
収益を上げられるようにしていく。

■質問者:株主さん
昨年のIR法案成立について、ユニバーサルはどのように考えているのか?

■回答者:富士本社長
国内で唯一オペレーション実績のある企業と自負している。しかしジャンケット
禁止などもあって、税制優遇のあるオカダマニラとは単純な比較ができない。
今後も調査を続けていく。

■質問者:株主さん
岡田会長が経営から外れる事によって、WYNNとの裁判で方針転換はある
のか教えてほしい。

■回答者:富士本社長
ディスカバリーに時間が掛かっており、ユニバーサルは資料収集も終わってる
が、WYNN社はまだディスカバリーの準備が終わってなく、全てが有利な状況
となっている。方針を見直す可能性もゼロではない。

■質問者:株主さん
WYNN社との裁判を長引かせても、ユニバーサルが得られる見返りは変わら
ないのではないか?現状の金利負担を考えれば、勝っても和解しても会社の
利益は変わらず、岡田会長のプライドだけで裁判をやっている気がする。

■回答者:富士本社長
様ざまな可能性を検討していくが、それでも現在の方針には変わりない。

■質問者:株主さん
自己株式の売出しについて、なぜ株価が下がるような事をしたのか?

■回答者:徳田取締役
マーケットの状況を見ながら適正と考えて株式の売出しを決めた。結果として
正しかったのかは経過を見ていき、今後の資金調達では気をつけたいと思う。

■質問者:株主さん
カジノ事業について、今後どのように管理していくのか?

■回答者:富士本社長
カジノ運営は直近の経験が必要であり、専門家を加えて体制強化していく。

■質問者:株主さん
自己株式の売出しで得られた200億円について、使い道を教えてほしい。

■回答者:富士本社長
目的としてはタイガー社の運営資金に、従業員の教育訓練、営業拠点の拡充
などに使っていきます。

■質問者:株主さん
岡田会長の退職金とタイトル(役職)について、どうなるのか聞きたい。

■回答者:富士本社長
ユニバーサルは成果報酬制度を導入しており、退職慰労金はない。岡田和生
氏は経営と無関係になってタイトル(役職)もなくなり、大資本家に留まる。

■質問者:株主さん
岡田美術館はユニバーサルのコアビジネスから外れていると思うが、その辺り
をどう思っているのか聞きたい。

■回答者:富士本社長
パチンコパチスロ事業やカジノ事業のように超コアではないが、文化と芸術の
両面性を持ち合わせており、重要な事業だと考えている。

■質問者:株主さん
岡田会長がいなくても、ユニバーサルには頑張ってほしい。

■回答者:富士本社長
頑張っていきます。

■質問者:株主さん
特別調査委員会からの聴取について、適切に答えているのか聞きたい。

■回答者:富士本社長
根岸氏は不正行為を認めて前向きに協力していると聞いています。岡田和生
氏については、これから聴取される見込みと聞いている。

■質問者:株主さん
ジャスダックからの市場変更について検討しているのか?また、フィリピンでの
IPOについてどのように考えているのか?

■回答者:徳田取締役
具体的に決まっている事実はありません。フィリピンのIPOは検討していく。

■質問者:株主さん
海外子会社との期ズレが起きているが、BS上でも期ズレがあるのか?また、
建設仮勘定についても教えてほしい。

■回答者:根岸取締役
業績面では海外子会社との期ズレがあるものの、BS上は調整しているため
期ズレはおきていない。建設仮勘定に含まれている費用は、建物が完成して
から減価償却される。年内にはホテルの安全管理(火災による設備の見直し)
が終わり、来期から本格稼働となって減価償却が始まる。建設費用の利息分
も仮勘定に含まれている。

~気になったポイント~
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①岡田会長に重大なガバナンス違反があり、根岸取締役も認めている。
②今回の内紛騒動に岡田会長は納得していない。
③オカダマニラは赤字が続いており、黒字化は来期以降を見込んでいる。
④オカダマニラのVIPジャンケットは、年末から来期以降を計画している。
⑤オカダマニラでの減価償却は、施設や建物が完成してから行われる。
⑥WYNN社との裁判は有利に進んでいる。
⑦前期の遊技機販売は、スロ9機種+パチ1機種で20.7万台だった。
⑧パチスロ機に続き、パチンコ機でも構造改革が始まっている。
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株主総会から岡田会長がいなくなり、質疑応答では具体的な日程や数値が
見えなくなりましたが、昨年聞いた内容と異なる部分も多く、オーナー経営故
のビックマウス的な一面もあったのかなと思っています。ただ、自分の中では
ユニバーサル=岡田会長であり、こういった形でお別れするのは寂しいよね。
岡田会長、今までありがとうございました(T∀T)

最後に、株主総会の画像など、、、
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DSC_3967.png
今回で15年続けての参加でしたが、一生忘れることの出来ない株主総会に
なりました。

DSC_3988.png
今回は9時20分ぐらいに到着して32番だったよ。

ではぁ@w@ノシ

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