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【2016-1Q決算】 パチンコ関連株の決算日をチェックしよう@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

今回はパチンコ関連株の2016年1Q決算発表が近づいてきたので、決算予定日
とポジションを抱えている注目銘柄について、チャートを見ながらチェックしていこう
と思います。まずは決算カレンダーから見てみましょう(`・ω・´)

決算予定日    コード  銘柄 (青字は今回取り上げる銘柄デス)
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7月17日(金)  2411  ゲンダイエージェンシー
7月24日(金)  6730  アクセル
7月30日(木)  8141  新光商事
7月30日(木)  6257  藤商事
7月30日(木)  9697  カプコン
7月31日(金)  6460  セガサミーホールディングス
7月31日(金)  2767  フィールズ
7月31日(金)  6419  マースエンジニアリング
7月31日(金)  6418  日本金銭機械
7月31日(金)  6737  EIZO
8月04日(火)  6417  SANKYO
8月05日(水)  6457  グローリー
8月05日(水)  7991  マミヤオーピー
8月06日(木)  6412  平和
8月06日(木)  6249  ゲームカードジョイコホールディングス
8月06日(木)  9766  コナミ
8月07日(金)  6625  JALCOホールディングス
8月07日(金)  6430  ダイコク電機
8月07日(金)  6736  サン電子
8月07日(金)  6425  ユニバーサルエンターテインメント
8月11日(火)  4712  アドアーズ
8月13日(木)  6428  オーイズミ
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どこも7月末~8月上旬にかけて1Q決算を予定してますが、特に目立った機械も
なかったため、波乱なく終わると見ています。ただ、遊技機メーカーで何社か赤字
決算になるところが出てきそうなので、織り込んでなければ注意が必要でしょう。
では続いて、注目しているパチンコ関連株をチェックしていきます。

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■ユニバーサルエンターテインメント / 1Q決算予定日:8月7日(金)
6425_20150729_v3.png
5月中旬にマニラベイリゾーツの進捗状況が材料視されて上昇し、何度か危うい
場面はあったものの、安いところではしっかりと拾われて3000円を伺うあたりで
推移しています。はじめはお金持ちの個人投資家が買いまくっていると想像して
ましたが、高値付近でも大した売りものが出てこないところを見ると、やはり大人
の長期資金が入っていると考えて、まず間違いないでしょう(`・ω・´)

これを一時的な資金流入と見るべきか、潜在的価値の見直しによる水準訂正と
見るべきか、完成するまでに後2年ぐらい掛かるため、判断が難しいところデス。
現在は1300株保有していて売りポジションも900株ありますが、片張りできる
ほどの強い自信もなく、しばらくはこのまま維持してスイングで少しずつ取れたら
良いなと思っています。

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■オーイズミ / 1Q決算予定日:8月上旬予定
6428_20150729_v3.png
「ストライクウィッチーズ」の話題性に期待して、約850円で3000株ぐらい持って
ましたが買収した医療法人の不動産トラブルで、業績下方修正+株主総会延期
という何とも胡散臭いケチが付き、-10%までブン投げられて現在に至ります。
株価チャートも上値を切り下げる嫌な動きで、既に手痛い損失を抱えているため、
本来であれば少しずつ投げてポジションを縮小する場面ですが、実は週明けから
強気にナンピン買いして8200株になりました((((;゜Д゜)))

今期オーイズミはパチスロを2機種予定しており、上期は来週導入の「ストライク
ウィッチーズ」で、下期は検定情報から「シュタインズゲート」であることが判明し、
どちらも劇場版が作られるほど高い評価を受けているアニメ作品となっています。
もしこれで「ストライクウィッチーズ」の稼働が悪くなければ、「シュタインズゲート」
も売れる可能性が高く、今期業績に与えるインパクトは小さくないと見ています。
8月26日には延期されていた株主総会が開催されるので、ぜひ参加してみたい
と思います。

次回は、「パチンコ関連株1Q決算考察(その1)」をお送りします@w@ノシ

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遊技機の販売台数から利益ベースを予想しよう@w@! [株日記]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

遊技機メーカーの業績は、パチンコ機やパチスロ機がどれぐらい導入されている
のか把握できれば、大まかに予想することが可能デス。それが市場コンセンサス
と掛け離れていたり、株価と照らし合わせて適正なのか見極めて投資することで
魅力的なリターンを得られるようになります。

しかし、これまでの決算考察を見てもわかるように過去の販売実績と比べて利益
ベースを想定しても、決算の度に遊技機1台あたりの利益率が変わってくるため、
前期2Qのユニバーサルみたいに大きく外すことも珍しくありません。これは大手
法人に対する大幅な値引きやリユース販売が定着し、更には販促費の増加など、
様ざまな要因が関係しています(´・ω・`)

そこで今回は過去の決算から販売台数と利益の関係について、売上高の90%
以上を遊技機事業で稼いでいるSANKYOと藤商事を対象に分析してみました。
(一応、2社以外の遊技機メーカーも検討しましたが、セガサミーと平和は他にも
収益事業があり、ユニバーサルは2013年までWYNN株の投資収益分が計上
されているため、なくなく除外しています。)

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では、SANKYOから見ていきましょう(`・ω・´)
sankyo_kessan_data.png
あまり古いデータを持ち出しても参考にならないので、自分が保管している6年分
の決算資料を基にしました。遊技機単価については、売上げを販売台数で割った
金額なので実際の単価とは異なりますが、期毎のバラツキが伺えると思います。
やはりBistyブランド(フィールズ販売のエヴァ版権)が絡むと、機械単価は落ちる
傾向にあるようデス。

こうして見ると最近の業績こそ厳しいものの、主力機種でガッツリ稼き、その他で
手堅く利益を上積みしていて安定感があります。販売シェアはそこそこあるので、
あとは主力となる手持ち機種をどれだけ増やしていけるか?というところでしょう。
それにしても、2011年までの+300億円を超える決算は圧巻だよね。

≪販売台数と純利益の統計グラフ≫
sankyo_kessan_data3.png
販売台数と純利益の関係をグラフにしてみました。各期で7万台ほど売れば黒字
を確保できるらしく、今期はパチンコ筐体の統一化(数億円のコスト削減)によって
もう少し損益分岐点を下げてくるかもしれません。1Q決算では4万台~5万台の
販売見込みとなっており、やや赤字になると予想しています(´・ω・`)

■追記
純利益は決算数値をそのまま流用しているので、遊技機事業に関係のない損益
も含まれており、例えば4番目のグラフは役員退職慰労金の廃止で特別損失が
計上されています。全てを鵜呑みにせず、そういった点も考慮して見てください。

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続いて、藤商事を見てみましょう(`・ω・´)
fujisyouji_kessan_data.png
SANKYOのあとに見てしまうとスケールダウンしますが、会社の規模を考えれば
売上げ利益ともに見劣りする点はありません。藤商事は研究開発費を3Q以降に
スライドさせる傾向があるため下期にかけて利益を落としやすく、3月に社員さん
とお話したときも4Qの低迷を如何にしてカバーするのか?という点を経営課題に
あげてました。今でも十分健闘してるけど、もう少し安定感がほしいよね。

≪販売台数と純利益の統計グラフ≫
fujisyouji_kessan_data3.png
販売台数による藤商事の損益分岐点は約2.6万台となっており、3万台いけば
純利益で5億円程度の上積みが期待できそうデス。今期1Qは7月6日から導入
されている「CRリング呪い再び(1万台予定)」の計上タイミングにもよりますが、
工場出荷時期を考えれば、まず問題ないでしょう。

今回の分析から販売台数ベースで、SANKYOは7万台、藤商事は2.6万台が
損益分岐点になることがわかりました。今後も集計を続けて、決算精度を上げて
いけたら良いなと思います。

次回は、「パチンコ関連株の決算日をチェックしよう!」をお送りします@w@ノシ

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