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ゲンダイAG決算から、パチンコ関連企業の業績を予想しよう! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです(一部、乱文を書き直しました@w@;)

東京都内において、東日本大震災の影響と思われるパチンコ店の閉店を、少しずつ
ですが見かけるようになりました。そもそも立地の良い繁華街にテナントで入っている
ホールは、驚くほど高い賃貸料を払って営業しているため、稼働が落ち込むと赤字が
一気に膨らみます。そうなると、体力のない店舗や改善の見込みが立たないところは
撤退するほかなく、夏にかけて輪番停電がはじまれば、この動きはますます加速して
いくものと思われます@w@;

そんななか、先日パチンコ店向け広告事業で強みを持つ、ゲンダイエージェンシーが
業界の先陣を切り、3月期決算および来期の見通しについて発表をおこないました。
ゲンダイエージェンシーは、パチンコパチスロ機の中古流通市場でトップシェアを誇る
「VQネット(運営:バリュークエスト)」を傘下に持つ優良企業で、「中古機価格はVQ
ネットの取引き実績で決まる!」といっても過言ではなく、自分がこのブログで「中古
価格が高騰している!」というようなネタを書いたときは、ここでの売買情報を参考に
しています。(PCサイトリンク:VQネット https://www.vqnet.com/

ゲンダイエージェンシー
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■平成23年3月期決算(平成22年4月1日 ~ 平成23年3月31日)
売上高    : 201.00億円 ⇒ 191.35億円 (前期比- 6.9%)
営業利益  :  20.30億円 ⇒  16.79億円 (前期比-28.6%)
経常利益  :  20.20億円 ⇒  16.83億円 (前期比-28.6%)
当期純利益 :  11.00億円 ⇒   8.64億円 (前期比-23.1%)

第3四半期決算まで、達成可能な進捗率で推移してきましたが、3月11日におきた
東日本大震災で事業計画が大きく狂ってしまったことがわかります。わずか3週間で
ここまでのブレ幅が出てしまうのもどうかと思いますが、おそらく運営コストの高さが
表れているのでしょう@w@;
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■今期会社予想(平成23年4月1日 ~ 平成24年3月31日)
売上高    : 146.00億円 (前期比-23.7%)
営業利益  :   7.07億円 (前期比-57.9%)
経常利益  :   7.00億円 (前期比-58.4%)
当期純利益 :   4.00億円 (前期比-53.7%)

今期の見通しについては、全国的に新台入替や販促広告が自粛されていることや、
印刷単価の上昇なども考慮されており、かなり現実的な予想です。数値に厳しさが
にじみ出ていますが、ここの経営者は素晴らしいアイデアマンだと聞いたことがあり
ます。逆境に負けず、頑張ってもらいたいですね@w@!
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さて、このゲンダイエージェンシーの決算数値を元に、この業界に携わる上場企業の
業績について、以下の3つに分類して考えてみたいと思います@w@!
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①パチンコパチスロメーカー (ユニバーサル、セガサミー、SANKYO、平和など)
②ホール設備機器メーカー (オーイズミ、マースエンジ、ダイコク、ゲームカードなど)
③ホール運営支援企業 (ゲンダイエージェンシー)

今期、厳しい事業環境になるであろう順番でいうと、③ > ① > ② だと思います。
③ホール運営支援企業については、広告宣伝やパンフなどの単体では集客効果が
見込めないモノ(付加価値が求められる媒体)は、ホール側が最も予算を削りやすく
ゲンダイエージェンシーの業績見通しをみてもわかるように、影響が大きいです。
③ホール運営支援企業 : 前期からの業績予想バイアス率:-40%

②ホール設備機器メーカーは、遊戯人口の減少に、4円パチンコ機の稼働率低下で
客単価が下げ止まらないことから、CR機カードの利用代金が減少しており、今回の
東日本大震災で、さらに手数料収益が縮小しているのではないかと考えています。
大当たり回数などのデータ表示機器については、いま新台として入れられる機械が
ないことから、一部の地域において特需的な導入が見られますが、限定的でしょう。
ただ、パチスロ機を導入(もしくは拡大)したいホールはまだ多く、コインサンドなどの
周辺機器は今後も需要が続きそうです。
②ホール設備機器メーカー : 前期からの業績予想バイアス率:-20%

①パチンコパチスロメーカーについては、液晶や半導体部材が足りずに販売延期を
余儀なくされており、稼ぎ時だったGW前商戦が、ほぼ全滅に終わりました。世論的
にも「パチンコを廃止しよう!!」という、業界に対する逆風はしばらく止みそうになく、
事業環境は厳しいと言わざるをえません。パチンコパチスロ機は利益率の高い商品
のため、それが売れないということは悲惨な決算を叩き出し、これまでに市場シェア
の大きかった企業ほど、影響が出やすいといえます。あまり影響を受けない企業は
海外カジノ事業の依存度が高い「ユニバーサルエンターテインメント」ぐらいではない
しょうか@w@?
①パチンコパチスロメーカー : 前期からの業績予想バイアス率:-25%

最後に、SBI証券でのショートポジションと、銘柄コメントを書いておきます@w@;
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sbi_posi_20110427.JPG
GCジョイコHD:決算発表前に高い場面があれば、売り抜けたいデス@w@;
TOWA:LED関連です。今年の長期テーマ株になるので、3倍UPを狙いたい!!
SANKYO:タダ株みたいなものなので、塩漬け放置しておきます>w<;
オーイズミ:現物減らして、信用売り増ししました。240円くらいを目指したい!!
不動テトラ:六ヶ月の返済期限ギリギリまで持つかもしれません。100円でよくね?
SUMCO:半導体業界に勤める自分が空売っています。そういうことです(嘘デス
KDDI:出来心で売ってしまいました。ロスカットするタイミング失ってますお>w<;
東京電力:前にも書きましたが、1円になります。デイトレでもお世話になってます。
ソフトバンク:需給相場が崩れれば、真っ先に売られる指数銘柄ですよ>w<;

パチンコパチスロ銘柄の決算集中日は5月13日です。要注目です!!ではぁ。。。

タグ:決算考察
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コメント 2

marbee

ご訪問&nice&コメントありがとうございました。

結構空売りで利益を出されているんですね。
私は空売りが上手くいった事が無いので羨ましいです。
by marbee (2011-04-28 20:56) 

あるまに

そんなつもりじゃなかったですが、
わざわざコメントいただき、恐縮です@w@;

ありがとうございます>w<

by あるまに (2011-04-29 01:57) 

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