アビリット終了のお知らせ

いやぁ～どうもです。

９月２１日１５：００過ぎ、アビリットから重大なプレスリリースが発表されました。

「コナミ株式会社とアビリット株式会社の株式交換契約締結について」

なんと、大手ゲームメーカーのコナミが、アビリットを完全子会社としてグループ傘下に
収め、事業再生を図っていく、というものでした。現行のアビリット株には、コナミ株が
割り当てられ、アビリットは１２月下旬をもって上場廃止になるようです。

正直、意外な幕切れでした。さまざまな思惑はあると思いますが、財務状況が苦しく、
来期にも終わるのでは？と思われていたアビリットを、いま引き受ける企業が出てくる
とは、、、完全子会社にするということは、アビリットが持つ負債も受け入れるということ
であり、単純に時価総額が安いから、というのは理由の１つに過ぎません。どうしても
欲しければ、潰れてから再生支援企業として名乗りを上げ、取りにいけば良いのです。
では、なぜこのタイミングだったのか！？

おそらくはアビリットが持っているパチスロ機の開発力、そしてパチンコ機を作るために
必要な日本遊技機工業組合の加盟権を含めての買収だったと思われます。ご存知の
とおり、コナミはグループ会社にＫＰＥというパチスロ機メーカーを有しており、自社版権
を使って年々市場シェアを拡大しています。今後は、アビリット名義でパチンコ機市場
への参入を果たしたい目論見があるものと思われ、検定試験も２社の名義で効率よく
おこなうことができるようになります。よって、Ｍ＆Ａが迅速なほど、良い結果に繋がる
と考えたのでしょう。

ある意味、コナミにとってアビリットは欲しい条件がすべて揃っているお宝企業だった
のかもしれません。これでコナミグループが、将来的に大きな市場シェアを握る企業
に化ける可能性が見えてきました。ただ、アビリットはなにもしなければ来年にも破綻
していたであろう厳しい財務内容であり、平気でＭＳＣＢもやってしまうダメ企業です。
きちんと精査（デューデリジェンス）できているのか疑問であり、コナミは相当なリスク
を背負ってしまったのではないかと思われます。個人的には、それだけの企業価値が
あったとも思えません。

以前から言っていますが、ここは投資する価値もない企業だと思っています＠ｗ＠；

では続いて、このＩＲが発表された日の株価をみてみましょう。

ＩＲは引け後の発表にもかかわらず、なぜか出来高を伴って大きく値上がりしています。
どうみてもインサイダーです！！なにかと甘くみられがちですが、インサイダー取引きは
許されざる経済犯罪です。

まあ、これもアビリットらしいですね、、、これ以上は詳しく書きませんが(((( ;゜д゜)))

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最後に、アビリットのスロ画像でも、、、

酷評でしたが、ＡＲＴのシステムはなかなか良いと思います＠ｗ＠！


あまり打つこともないので、この２枚しかありません＠ｗ＠；

ではぁ。。。